ちょうじ (丁子・丁字) 

学名  Syzygium aromaticum (=Eugenia aromatica; E. caryophyllata)
日本名  チョウジ
科名(日本名)  フトモモ科
  日本語別名  チョウジノキ、クローブノキ
漢名  丁香蒲桃(テイコウホトウ,dingxiangputao)
科名(漢名)  桃金娘(トウキンジョウ,taojinniang)科
  漢語別名  丁香(テイコウ,dingxiang,ちょうこう)、大葉丁香
英名  Clove tree
2005/08/11 薬用植物園 2006/12/14 同左
『中国本草図録』T/0229・0230・『週刊朝日百科 植物の世界』4-180参照

 中国で園芸品として一般に丁香と呼ばれているものは、モクセイ科のライラック
 フトモモ属 Syzygium(蒲桃屬)については、フトモモ属を見よ。
 花の蕾(緑から黄を経て紅色になったころ)を乾燥させたものが釘の形に似ているので、これを漢名で丁香・丁子(テイシ,dingzi,ちょうじ)・丁子香と書く。
 英名のクローブ clove も、フランス語の clou(釘) に基づく。
 モルッカ諸島原産、世界の熱帯で栽培されている。
 中国では、花の蕾を乾燥させたものを丁香(テイコウ,dingxiang,ちょうこう)・丁子・丁子香・公丁香と呼び、果実を母丁香・鷄舌香(ケイゼツコウ,jishexiang)と呼び、薬用・香料・染料に用いる。『中薬志V』pp.307-308 
 中国料理の代表的な香辛料として、花椒 Zanthoxylum bungeanum・八角
(ダイウイキョウ・トウシキミ) Illicium verum・桂皮(トンキンニッケイ) Cinnamomum cassia・丁香(チョウジ) Syzygium aromaticum・茴香(ウイキョウ) Foeniculum vulgare を五香(ゴコウ,wuxiang)と称する。
 中国では3世紀から、日本では奈良時代から利用しており、正倉院御物に遺る。
 西方では、ギリシア・エジプトに知られていた。中世から、スパイスとして多く利用。15世紀に原産地が判明。1606年以降、モルッカ諸島を領有したオランダにより世界各地に輸出された。18世紀にアフリカに入る。今日では、ほとんどを東アフリカ熱帯地方で生産する。

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