ぱんのき (パンの木) 

学名  Artocarpus communis (A. altilis)
日本名  パンノキ
科名(日本名)  クワ科
  日本語別名  
漢名  麪包樹(ベンホウジュ,mianbaoshu)
科名(漢名)  桑(ソウ,sang)科
  漢語別名  麵磅樹
英名  Breadfruit tree
A. altilis  2007/02/08 神代植物公園 (温室)

 パンノキ属 Artocarpus(木波羅屬)は、熱帯アジアに分布。次のようなものがある。
   A. chaplasha(恰普拉希麪包果)
   パンノキ A. communis(麪包樹)
   A. elasticus 東南アジア産
   パラミツ
(ナガミパンノキ) A. heterophylla(波羅蜜・婆羅蜜・木波羅;E.Jack fruit)
   A. hypargyraea(白桂木・將軍樹)
『雲南の植物Ⅲ』160・『中国本草図録』Ⅸ/4073
   コパラミツ A. integra スマトラ・ボルネオ・ニューギニア産
   A. lakoocha(滇樹波羅)
 『雲南の植物Ⅲ』161
   A. lingnanensis(桂木・白桂木・大葉臙脂)
   タラップ A. odoratissima ボルネオ原産、フィリピンで栽培
   A. rigida(猴面果;E.Monkey Jack)
   A. styracifolius(紅楓荷)
   A. teysmannii スマトラ・ニューギニア産 
 クワ科 Moraceae(桑科)については、クワ科を見よ。
 英名は、その実をパンのように主食にすることから。
 和名・漢名
(麪包はパン)は、その訳。
 マレーシア・ニューギニア・ミクロネシアの原産、広くオセアニアで栽培する。
 「パンノキはおそらくマレーシア地域の東部の島で栽培化され、それが品種改良がかさねられながらポリネシア諸島へ原住民航海者がはこんだものとみてまちがいない。その間に種無し品種群のいろいろなバラエティを生んだのだろう。」
(中尾佐助『栽培植物と農耕の起源』)
 花托と花被部分に澱粉を含み、食用にする。
 「パンノキの果実は生のままではすこし毒性やヤニがあるので、ふつうは石焼きにする。焼きあがるとイモとパンの中間ぐらいの舌ざわりの食物となり、主食としてたくさん食べることが出来る。」(中尾佐助『栽培植物と農耕の起源』)
 中国(華南)には、A.hypargyraea(白桂木)が自生し、パラミツ A.heterophyllum(木波羅)・A. lingnanensis(桂木)を栽培し、それぞれ食用・薬用・染料用などに利用する。

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