やえむぐら (八重葎) 

学名  Galium aparine(G. spurium var. echinospermon)
日本名  ヤエムグラ
科名(日本名)  アカネ科
  日本語別名  クンショウバナ、クンショウグサ、トリグサ、クチキリ、ウズラ、スネカキ、イゲハコベ、マンキンタン
漢名  猪殃殃(チョオウオウ,zhuyangyang) 
科名(漢名)  茜草(センソウ,qiancao)科
  漢語別名  拉拉藤(ロウロウトウ,lalateng)
英名  Bedstraw
2006/05/05 神代植物公園
2006/05/29 新座市中野

 ヤエムグラ属 Galium(拉拉藤屬・猪殃殃屬)は、世界には約400種、日本には19種が分布する。
   ヤエムグラ G. aparine (G. spurium var. echinospermon)
     var. tenerum (猪殃殃拉拉藤・八仙草)
 『中国本草図録』Ⅰ/0342・『中国雑草原色図鑑』217
   G. asperifolium (粗葉拉拉藤・鋸鋸藤)
     var. sikkimense (小葉葎)
   G. asperuloides
     var. hoffmeisteri (六葉葎)
   G. boreale (北方拉拉藤・砧草)
 『中国本草図録』Ⅳ/1860
     シベリアキヌタソウ var. boreale
     エゾキヌタソウ var. kamtschaticum(var. ciliatum)
   トウヨツバムグラ G. bungei (四葉葎・四葉草・四角金・蛇舌癀) 『中国本草図録』Ⅹ/4856
       『中薬大辞典』によれば、G.gracilens と同。
   G. dahuricum
     var. manshuricum → G. manshuricum
   コメツブヤエムグラ G. divaricatum
   G. echinocarpum (臺灣拉拉藤)
   G. elegans (西南拉拉藤)
   ヒメヨツバムグラ
(コバノヨツバムグラ) G. gracilens (細四葉葎・小鋸鋸藤)
     
『中薬大辞典』によれば、G.bungei と同。
     リュウキュウヨツバムグラ var. lutchuense(G. lutchuense)
   G. japonicum → G. trifloriforme var. nipponicum
   G. kamtschaticum
     オオバノヨツバムグラ var. acutifolium
     エゾノヨツバムグラ var. kamtschaticum
     ヤクシマムグラ var. yakusimense
   キクムグラ G. kikumugura
   キヌタソウ G. kinuta
   チョウセンヤマムグラ G. koreanum
   G. linearifolium (綫葉拉拉藤)
   エゾムグラ G. manshuricum(東北猪殃殃)
 『中国本草図録』Ⅶ/3342
   クルマバモドキ G. maximowiczii
   トゲナシムグラ G. mollugo
   ミヤマキヌタソウ G. nakaii
   ヤブムグラ G. niewerthii
   クルマバソウ G. odoratum
   G. paradoxum
     ミヤマムグラ ssp. franchetianum
   ヒメヤエムグラ G. pauciflorum
   キヌタモドキ G. platygalium
   ヤマムグラ G. pogananthum
     オヤマムグラ var. trichopetalum
     ヤクシマヤマムグラ var. yakumontanum
   オオバノヤエムグラ G. pseudo-asprellum
   ウスユキムグラ G. shikokisnum
   G. spurium (鋸鋸藤・猪殃殃)
     トゲナシヤエムグラ var. spurium
     ヤエムグラ var. echinospermon(G.aparine; 猪殃殃拉拉藤・八仙草)
   ハナムグラ G. tokyoense
   ヨツバムグラ G. trachyspermum
   G. tricorne(麥仁珠)『中国雑草原色図鑑』218
   ミナトムグラ G. tricornutm
   G. trifidum (小葉猪殃殃)
     ホソバノヨツバムグラ var. brevipedunculatum
   G. trifloriforme
     オククルマムグラ var. trifloriforme
     クルマムグラ var. nipponicum(G. japonicum)
   ヤツガタケムグラ G. triflorum
   G. verum (蓬子菜) 
『中国本草図録』Ⅳ/1861・『中国雑草原色図鑑』217
     キバナノカワラマツバ var. asiaticum(蓬子菜) 
花は淡黄色。日本(北海道・本州・四国・九州)・朝鮮に分布
       カワラマツバ f. nikkoense 
花は白色。
     エゾノカワラマツバ var. trachycarpum 
花は黄色。日本(北海道・本州)・シベリア・ヨーロッパに分布。
       チョウセンカワラマツバ f. album
花は白色。
   G. yunnanensis(小紅參) 
 アカネ科 RUBIACEAE(茜草科)については、アカネを見よ。
 英名 bedstraw は、ヤエムグラ属の通称。
 広く日本・中国・ヨーロッパなど、旧大陸の温帯・暖温帯に分布。
 日本では、王朝時代から、人手を離れた廃園にはびこる雑草として、八重葎は荒涼とした風景の小道具として扱われている。たとえば、

   八重葎 しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり
     
(恵慶法師,『拾遺和歌集』『小倉百人一首』)

 しかし、この古い時代の八重葎は 植物としてはカナムグラであったという。

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