ごしゅゆ (呉茱萸) 

学名  Euodia rutaecarpa
日本名  ゴシュユ
科名(日本名)  ミカン科
  日本語別名  カワハジカミ・カラハジカミ、ニセゴシュ、イタチキ、ハブテコブラ
漢名  呉茱萸(ゴシュユ,wuzhuyu)
科名(漢名)  芸香(ウンコウ,yunxiang)科
  漢語別名  茶辣、呉萸、呉芋、漆辣子、伏辣子、麯藥子、氣辣子・臭辣子、臭泡子
英名  
2007/04/12 明治薬科大学薬草園
2007/06/19 小石川植物園
2008/08/18 明治薬科大学薬草園
2007/10/08 薬用植物園

 ゴシュユ属 Euodia(呉茱萸屬)には、東・南アジアを中心に約50種がある。
   E. austrosinensis(華南呉茱萸)
 『雲南の植物Ⅲ』187
   E. baberi(異花呉茱萸)
 『中国本草図録』Ⅶ/3193
   E. daniellii(臭檀)
   E. lepta(三叉苦・三椏苦・斑鳩花)
 『中国本草図録』Ⅱ/0651
   ハマセンダン E. meliaefolia(E.glauca,E.fargesii;楝葉呉茱萸・檫樹・臭辣樹・獺子樹・野呉芋・山辣子)
         『雲南の植物Ⅲ』187・『中国本草図録』Ⅸ/4212
 『中国本草図録』Ⅶ/3194
   ムニンゴシュユ E. nishimurae
   アワダン E. pteleaefolia(三叉虎・三椏苦・三脚鼈・細葉山葛菜)
   ゴシュユ E. rutaecarpa(呉茱萸)
     ホンゴシュユ var. officinalis(E.officinalis;石虎・呉芋)
     var. bidiniere(波氏呉茱萸)
   オオバアワセンダン E. roxburghiana(大葉呉茱萸・山葛菜・三脚鼈・白馬屎)
   E. simplicifolia(單葉呉茱萸) 『中国本草図録』Ⅷ/3673
   E. trichotoma(牛糺樹・茶辣・山呉萸)
  『雲南の植物Ⅲ』188・『中国本草図録』Ⅴ/2175 
 ミカン科 Rutaceae(芸香科)については、ミカン科を見よ。
 和名別名のハブテコブラについては、オオベニタデを見よ。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)に、呉茱萸は「和名加良波之加美」、秦樹は「和名加波々之加味美」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)呉茱萸に「和名加波々之加美」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』
(1806)28呉茱萸に、「カハハジカミ和名鈔 今ハ通名 ハブテコブラ紀州若山雲州 ハビテコブラ紀州熊野」と。
 漢名を茱萸と言うものには、次のものがある。
サンシュユ 山茱萸 Cornus officinalis
ゴシュユ 呉茱萸 Evodia rutaecarpa
カラスザンショウ 食茱萸・ Zanthoxylum ailanthoides
 中国で歴史的に茱萸と呼び、その実を9月9日に食ってきたものは、食茱萸。サンショウの項を見よ。
 中国(浙江・安徽・福建・江西・兩湖・兩廣・雲南・貴州・四川)から東部ヒマラヤに分布。
 var.officinalis は、中国
(浙江・兩湖・廣西・貴州)に分布。
 var. bodinieri は、中国
(江西・湖南・兩廣)に分布。
 日本には、一説に享保年間(1716-1736)に入り、小石川植物園で栽培した。今日 各地で薬用に栽培するが、日本にあるものは雌株のみ。
 本種、E. officinalis(E. rutaecarpa var. officinalis、中国華南に分布) 又は E. rutaecarpa var. bodinieri(漢名は波氏呉茱萸)の果実を、ゴシュユと呼んで薬用にする。『中薬志Ⅱ』pp.173-177、『中草藥現代研究』Ⅲp.111、日本薬局方
 中国では、種子から油を搾り、葉を黄色の染料にする。

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