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Zanthoxylum ailanthoides には、次のような種内分類群がある。
カラスザンショウ var. ailanthoides(Fagara ailanthoides;椿葉花椒)
トゲナシカラスザンショウ f. espinosum
ケカラスザンショウ f. pubescens(毛椿葉花椒) 臺灣産
アコウザンショウ var. inerme(var. bininshimae, Z.inerme) 小笠原産
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サンショウ属 Zanthoxulum(花椒 huājiāo 屬)については、サンショウ属を見よ。
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「和名鴉の山椒ハ其種子ヲ鴉集リ來リテ食フ故云フ」(『牧野日本植物図鑑』)。
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本州・四国・九州・琉球・朝鮮(南部)・臺灣・長江以南・フィリピンに分布。 |
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中国では、根・樹皮(浙桐皮)・果実(食茱萸)・葉を薬用にする。
『(修訂) 中葯志』V/439-444
〔Z. molle(Fagara mollis;朶花椒)の樹皮も浙桐皮と呼び薬用にする。〕
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漢名を茱萸(シュユ,zhūyú)と言うものには、次のものがある。
サンシュユ |
山茱萸 |
Cornus officinalis |
ゴシュユ |
呉茱萸 |
Evodia rutaecarpa |
カラスザンショウ |
食茱萸・樧 |
Zanthoxylum ailanthoides |
中国で歴史的に茱萸と呼び、その実を9月9日に食ってきたものは、食茱萸。 |
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