むらさきなつふじ (紫夏藤)

学名  Wisteriopsis reticulata (Callerya reticulata, Millettia purpurea, Millettia reticulata)
日本名  ムラサキナツフジ
科名(日本名)  マメ科
  日本語別名  サッコウフジ(醋甲藤)
漢名  鷄血藤(ケイケツトウ,jīxuèténg)
科名(漢名)  豆(トウ,dòu)科
  漢語別名  網絡鷄血藤、昆明鷄血藤、三月黄、渣子樹、血藤、白血藤、老荊藤
英名  
2007/08/07 薬用植物園

2007/08/13 同上          

2005/08/02 同上 
2007/10/08 同上
2023/12/03 同上

  Wisteriopsis(夏藤 xiàténg 屬)については、Wisteriopsis(夏藤 xiàténg 屬)を見よ。 
 
 琉球・臺灣・華東・湖北・兩廣・雲南に分布。
 莖・根を薬用にする。茎の皮から繊維を取る。

 中薬鷄血藤(ケイケツトウ,jīxuèténg)について:
 『中薬志Ⅲ』pp.500-505 は、「一般的薬学及び植物学書は、鷄血藤の原植物をムラサキナツフジ Millettia reticulata(鷄血藤)としているが、我々が調査及び収集した材料には、これを以て鷄血藤を作ったものは未だ見出しえていない」と言い、鷄血藤の原植物として次のものを挙げる。
   Mucuna birdwoodiana(白花油麻藤・勃氏黎豆)
   Caulis mucunae(鷄血藤・大血藤・血楓藤)
   シマダフジ Callerya nitida(Millettia nitida;光葉崖豆藤・亮葉崖豆藤)
   Callerya dielsiana(Millettia dielsiana;香花鷄血藤・香花崖豆藤・豐城鷄血藤)

 『全國中草藥匯編 上』pp.426-428・『(修訂) 中葯志』V/611-622 は、鷄血藤として次のものを挙げる。
  〇Callerya dielsiana(Millettia dielsiana;香花鷄血藤・香花崖豆藤・豐城鷄血藤)マメ科
   シマダフジ Callerya nitida(Millettia nitida;光葉崖豆藤・亮葉崖豆藤)
   Craspedolobium unijugum(C. schochii, Callerya unijuga, Millettia unijuga;
         巴豆藤) マメ科
   シロバナユマトウ Mucuna birdwoodiana(白花油麻藤)
   トビカズラ Mucuna sempervirens(常綠油麻藤・常春油麻藤)
   Sargentodoxa cuneata(Holboelia cuneata;大血藤) アケビ科 
  〇ミツカトウ Spatholobus suberectus(密花豆)
マメ科
   ムラサキナツフジ Wisteriopsis reticulata(Callerya reticulata,
         Millettia reticulata;網絡鷄血藤)
南方で所により鷄血藤を作る
    

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