ともえそう (巴草)
学名 |
Hypericum ascyron subsp. ascyron var. ascyron (H.ascyron) |
日本名 |
トモエソウ |
科名(日本名) |
オトギリソウ科 |
日本語別名 |
レンギョウ、クサビヨウ、ビヨウオトギリ |
漢名 |
黃海棠(コウカイドウ,huánghăitáng) |
科名(漢名) |
金絲桃(キンシトウ, jīnsītáo)科 |
漢語別名 |
大連翹(タイレンギョウ,dàliánqiáo)・湖南連翹(コナンレンギョウ,hunan lianqiao)、旱蓮草・紅旱蓮(コウカンレン,honghanlian)、金絲蝴蝶(キンシコチョウ,jinsihudie)、大金雀、牛心茶、元寶草 |
英名 |
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2011/05/02 さいたま市田島が原 |
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2011/08/14 茅野市北山 |
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2023/08/07 茅野市北山 |
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辨 |
Hypericum ascyron には、次のような種内分類群がある。
subsp. ascyron
トモエソウ var. ascyron(黃海棠)
ヒメトモエソウ subsp. gebleri(H.gebleri, H.ascyron var.brevistylum;
短柱黃海棠)
オオトモエソウ(コウライオトギリ) var. longistylum
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オトギリソウ属 Hypericum(金絲桃 jīnsītáo 屬)については、オトギリソウ属を見よ。 |
訓 |
和名トモエソウは、捩れた五つの花瓣の形から。
別名に含まれるビヨウについては、ビヨウヤナギを見よ。 |
がんらい漢名を連翹(レンギョウ,liánqiáo)というものは大小二種あり、ともにオトギリソウ科、大連翹はトモエソウ、小連翹はオトギリソウを言ったものである。
レンギョウを見よ。 |
説 |
北海道・本州・四国・九州・朝鮮・漢土・チベット・ベトナム・極東ロシア・シベリア・北アメリカ北東部に分布。
埼玉県では準絶滅危惧(NT)。 |
誌 |
中国では、全草を紅旱蓮として(紅旱蓮に対して墨旱蓮というものはタカサブロウ)薬用にする。『全國中草藥匯編 上』pp.388-389 『(修訂) 中葯志』IV/416 |
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