ささくさ (笹草)

 学名  Lophatherum gracile 
 和名  ササクサ
 科名(和)  イネ科 
  別名(和)   
 漢名  淡竹葉(タンチクヨウ,dànzhúyè) 
 科名(漢)  禾本(カホン,hébĕn)科 
  別名(漢)  碎骨草、山鷄米草、竹葉草 
 英名   

2023/09/13 植物多様性センター 

2022/10/29 野川公園自然観察園

 
 ササクサ属 Lophatherum(淡竹葉 dànzhúyè 屬)には、熱帯&亜熱帯アジア・オーストラリア北東部に2種がある。  

  ササクサ L. gracile(淡竹葉・碎骨子・竹葉麥冬・山鷄米・迷身草)
    ムサシノササクサ f. musashiense
  トウササクサ L. sinense(中華淡竹葉)
         
本州(北陸以西)・四国・九州・朝鮮(南部)・華東・湖南産
    ケナシトウササクサ f. leiophyllum
   
   
 イネ科 Poaceae(Gramineae;禾本 héběn 科)については、イネ科を見よ。 

  

 本州(関東以西)・四国・九州・琉球・朝鮮・臺灣・華東・湖南・兩廣・四川・雲南・ヒマラヤ・熱帯アジア・オーストラリア北東部に分布。 

 中国では、ササクサ・トウササクサの地上部を淡竹葉(タンチクヨウ,dànzhúyè)と呼び薬用にする。『中薬志Ⅲ』pp.189-191 『全国中草葯匯編』上/728-729 『(修訂) 中葯志』IV/645-649
 〔なお、漢名を淡竹というものはハチクである。ハチクの葉やツユクサの全草を淡竹葉と呼ぶことがあるが、ここにいう淡竹葉ではない。〕
 華東では、根を竹葉麥冬(チクヨウバクトウ,zhúyè màidōng)と呼び、薬用にする。
『(修訂)中葯志 』I/433
 〔なお、麥冬についてはジャノヒゲを見よ。〕


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