ぐんばいなずな (軍配薺)

学名  Thlaspi arvense
日本名  グンバイナズナ
科名(日本名)  アブラナ科
  日本語別名  
漢名  菥蓂(セキベキ,xi1mi4)
科名(漢名)  十字花(ジュウジカ,shizihua)科
  漢語別名  敗醬草(ハイショウソウ,baijiangcao)、遏藍菜(アツランサイ,elancai)、大薺
英名  

『中国本草図録』Ⅴ/2121・『中国雑草原色図鑑』83参照

 グンバイナズナ属 Thlaspi(菥蓂屬・遏藍菜屬)には、ユーラシア温帯を中心に約60種がある。
   T. andersonii(西藏菥蓂)
   グンバイナズナ T. arvense(菥蓂・遏藍菜)
 『中国本草図録』Ⅴ/2121
   T. ferganense(新疆菥蓂)
   T. flagelliferum(四川菥蓂)
   タカネグンバイ T. japonica
   T. rotundifolium
アルプス・アペニン原産
   T. thlaspioides(T.cochleariforme;山菥蓂・山遏藍菜) 『中国本草図録』Ⅵ/2634
   T. yunnanense(雲南菥蓂)
     var. dentata(齒葉菥蓂) 
 マメグンバイナズナは、別属別種。
 アブラナ科 Brassicaceae(Cruciferae;十字花科)については、アブラナ科を見よ。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)菥蓂に、「和名都波比良久佐」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』23(1806)菥蓂に、「オホナヅナ ヲナヅナ ヲトコナヅナ」と。ただし、小野蘭山がこう呼んだ植物の実態は不明。
 『救荒本草』にいう遏藍菜に 日本人はグンバイナズナをあてたが、それは誤りだという(『中国植物志』33)
 ヨーロッパ原産、広くユーラシア・北アフリカに分布。日中ともに全国に分布。
 中国では、若い苗を食用にする。また全草・種子を菥蓂と呼び、薬用にする。
 
地方により、種子を葶藶(テイレキ,;Lespidium apetalum, Descurainia sophia)の代用とし、江蘇・浙江・甘肅では全草を敗醬(ハイショウ,baijiang;オミナエシオトコエシ)の代用として、薬用にする。

跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
クサコアカソウ シュロソウ スハマソウ イワチドリ チダケサシ 跡見群芳譜トップ 野草譜index