おおやまれんげ (大山蓮華) 

学名  Magnolia sieboldii subsp. japonica
日本名  オオヤマレンゲ
科名(日本名)  モクレン科
  日本語別名  ミヤマレンゲ
漢名  天女花(テンニョカ,tiānǚhuā)
科名(漢名)  木蘭(ボクラン,mùlán)科
  漢語別名  天女木蘭
英名  Siebold's magnolia
2007/05/18 学内 (オオヤマレンゲとして購入したが、オオバオオヤマレンゲであろう)
 次のような種内分類群がある。

  オオヤマレンゲ subsp. japonica
雄蕊は淡黄緑色乃至白色
  オオバオオヤマレンゲ subsp. sieboldii(M. parviflora, Oyama sieboldii;
         天女花 tiānnǚhuā)
雄蕊は赤紫色
    ヤエノオオヤマレンゲ
(ミチコレンゲ) f. plena
  subsp. sinensis
四川産
   
 オオバオオヤマレンゲとホオノキの雑種に、ウケザキオオヤマレンゲ M.× wieseneri (M.× watsonii) がある。
 モクレン属 Magnolia(木蘭 mùlán 屬)の植物については、モクレン属を見よ。
 和名の大山は、奈良県の大峰山で発見された(或は大峰山に多い)ことから。
 漢名は、種に対するもの。
 本州(関東以西)・四国・九州・朝鮮・華東・廣西に分布。雄蕊は淡黄綠色乃至白色 
 オオバオオヤマレンゲは、朝鮮・遼寧(・華東)に分布。
雄蕊は赤紫色 
 花被片は、ふつう9枚。外側の3枚は萼片、卵形で小型。花瓣はふつう6枚、倒卵形。雄蕊は淡黄緑色~白色。
 日本でオオヤマレンゲとして観賞用に栽培されているものは、ほとんど例外なくオオバオオヤマレンゲであると言う。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「辛夷(こぶし)のるひ」に、「玉蘭花 こふしのるひニて花形よし。玉蘭花をしでこぶし(シデコブシ)とよませたる本あり。しでこぶしとハ各別の物也。花の時分も相異なり」、「大山蓮花 玉蘭花ニ同」と。
ヤエノオオヤマレンゲ f. plena    2007/04/29 神代植物公園
2007/05/20 同上
2007/06/02 同上

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