なつみかん (夏蜜柑)
学名 |
Citrus Natsudaidai Group (C.aurantium var.natsudaidai) |
日本名 |
ナツミカン |
科名(日本名) |
ミカン科 |
日本語別名 |
ナツカン(夏柑)、ナツダイダイ(夏橙) |
漢名 |
夏橙(カトウ,xiàchéng) |
科名(漢名) |
芸香(ウンコウ,yúnxiāng)科 |
漢語別名 |
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英名 |
Watson pomelo |
2005/05/02 跡見学園女子大学新座キャンパス |
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2007/05/18 同上 |
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2005/10/30 同上 |
2005/11/16 同上 |
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2004/12/02 同上 |
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2005/12/05 同上 |
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辨 |
ザボン(ブンタン)系の雑種から起源したという。 |
ミカン属 Citrus(柑橘 gānjú 屬)については、ミカン属を見よ。 |
訓 |
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説 |
18世紀初、山口県長門市仙崎(青海島)大日比(おおひび)で、於長(おちょう)という女の子が、海岸に漂着した果実を拾ってその種子をまいたものが原木で、現存する(天然記念物に指定)。
果実の成熟期が遅く、晩春・初夏が食べごろ。 |
1930年代の初め、大分県津久見市で川野豊氏が早生の突然変異種(川野なつだいだい・甘夏・あまなつ)を見出し、1950年に登録、旧来のナツミカンにとって代った。 |
誌 |
江戸時代には子どもの玩具や食酢として用いられた。
食用果実としては、萩の武家屋敷の庭先栽培から普及した。明治時代には、失業した武士の救済策として その栽培が奨励された。
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日本では、生薬キジツ(枳実)は ダイダイ又はナツミカンの未熟果実をそのまま又はそれを半分に横切したものである(第十八改正日本薬局方)。 |
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