まんりょう (万両) 

学名  Ardisia crenata
日本名  マンリョウ
科名(日本名)  サクラソウ科
  日本語別名  
漢名  朱砂根(シュサコン,zhūshāgēn)
科名(漢名)  報春花(ホウシュンカ,bàochūnhuā)科
  漢語別名  圓齒紫金牛(エンシシキンギュウ,yuanchizijinniu)、大羅傘(タイラサン,daluosan)・大涼傘・鐡涼傘、珍珠傘・涼傘遮珍珠、豹子眼睛果、紅銅盤(コウドウバン,hongtongpan)、開喉箭、山豆根
英名  Coral ardisia
2008/04/24 入間市宮寺 (里山の道端に自生)
 マンリョウは、移植すれば枯れると聞いたことがある。とすれば、以下は皆 実生であろう。
2005/07/17  小平市

2004/08/02 跡見学園女子大学新座キャンパス
2005/11/16 同上
2005/12/20 同上
2006/01/15 薬用植物園
2006/06/07 落柿舎 (京都市右京区嵯峨)

 果実が黄熟するものをキミノマンリョウ f.xanthocarpa、白熟するものをシロミノマンリョウ f.leucocarpa という。
 ヤブコウジ属 Ardisia(紫金牛 zĭjīnniú 屬)については、ヤブコウジ属を見よ。
 和名は、赤い実をつける様子がセンリョウ(千両)に似て、しかもセンリョウより豪華であることから。カラタチバナの訓を見よ。
 本州(関東以西)・四国・九州・琉球・済州島・臺灣・華東・兩湖・兩廣・四川・貴州・雲南・東南アジア・チベットに分布。
 中国では、マンリョウ及び A. bicolor(紫背紫金牛)の根を朱砂根と呼び 薬用にする。『全國中草藥匯編 上』pp.376-377
 日本で観賞されるようになったのはセンリョウより後のことで、文献上の初見は『本草綱目啓蒙』(1803)。センリョウと同様に正月の飾りに用いる。
シロミノマンリョウ  f. leucocarpa  2007/12/26 所沢市本郷

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