うこん (鬱金)

 学名  Cerasus lannesiana 'Grandiflora' (Prunus lannesiana 'Grandiflora')
 和名  サトザクラ 'ウコン'
 科名(和)  バラ科
  別名(和)  
 漢名  
 科名(漢)  
  別名(漢)  
 英名  


No.166
 2005/04/21


No.68
2005/04/22
2004/04/07 2005/04/17
2004/04/14 2005/05/02

 スモモ属(サクラ属) Prunus(梅屬)の植物については、スモモ属を見よ。
 サクラ亜属(櫻桃亞属)〔或はサクラ属 Cerasus〕については、サクラ亜属を見よ。
 桜一般についてはさくらの項を見よ。
 品種名は、日本では18世紀以来栽培するショウガ科のウコンにちなむ。
 このサクラの花の色を鬱金色に見立てたことから、という。
(下欄に見る通り、あまり似ていないが。) 
 ショウガ科のウコンの根から取る黄色色素クルクミンは、色が美しい上に染色が容易であり、古来優秀な黄色染料であった。その色名は、和名は鬱金色(うこんいろ)、漢名は金黄色(キンコウショク,jinhuangse)、英名は Golden yellow。
 開いた花は、そののち日時をかけて次第に桜本来のピンク色に染ってゆく。
 鬱金の名は、秋里籬島軒『都名所図会』(1780)に 御室仁和寺の名桜の一として挙げている(山田孝雄『桜史』)
 そのほか、江戸時代に「黄桜」「黄金桜」「浅黄桜」と呼んだサクラは、ウコンであろうという
(勝木俊雄『日本の桜』)
 
 いやはてに鬱金ざくらのかなしみのちりそめぬれば五月はきたる
 あひびきの朝な夕なにちりそめし鬱金ざくらの花ならなくに
    
 (北原白秋『桐の花』1913)

 三木露風「去りゆく五月の詩」
(1909,『廃園』所収)に歌う、「我が廢園の奧」の「苔古(ふ)れる池水の上」に「散り落つる鬱紺の花」は、サトザクラ 'ウコン'である。 


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