ぴんぽんのき (ピンポンの木) 

学名  Sterculia monosperma (S.nobilis)
日本名  ピンポンノキ 
科名(日本名)  アオイ科 
  日本語別名   
漢名  蘋婆(ヒンハ,píngpó,びんば) 
科名(漢名)  錦葵(キンキ,jĭnkuí)科 
  漢語別名  鳳眼果、七姐果、枇杷果 
英名  Pimpon 
2007/04/26 館林市つつじが岡温室

 ピンポンノキ属 Sterculia(蘋婆 píngpó 屬)には、 世界の熱帯・亜熱帯に約180-300種がある。

  S. brevissima(短柄蘋婆) 
  シマピンポン S. ceramica(臺灣蘋婆) 臺灣・マレシア産
  ヤツデアオギリ S. foetida(香蘋婆) 
インド・インドシナ・マレシア産
  セイランノキ S. lanceolata(假蘋婆・鷄冠皮・山木棉)
  ピンポンノキ S. monosperma(S.nobilis;蘋婆・七姐果;E.Pimpon)
  S. pexa(家麻樹・棉毛蘋婆・九層皮)
 雲南・インドシナ産
   
 アオイ科 Malvaceae(錦葵 jĭnkuí 科)については、アオイ科を見よ。
 漢名蘋婆(ヒンハ,píngpó,びんば)は、梵語 bimba の音写。インドの bimba はヤサイカラスウリ Coccinea grandis(蘋婆)、果実は赤く熟す。漢土では、赤い実をつけるセイヨウリンゴピンポンノキなども蘋婆と呼んだ。
 別名を鳳眼果というのは、赤い莢が裂けると 中から黒い種子が姿を現す様子から。 
 和名・英名は、ともに漢名蘋婆 píngpó の音写。
 臺灣・福建・兩廣・雲南・インドシナ・マレシアに分布。 
 種子を食用。よく煮てから調理すると、栗の如しという。 

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