むゆうじゅ (無憂樹) 

学名  Saraca asoka (S. indica auct. non l.)
日本名  ムユウジュ
科名(日本名)  マメ科
  日本語別名  アショーカジュ(アショーカノキ)
漢名  無憂花(ブユウカ,wuyouhua,むゆうか)
科名(漢名)  豆(トウ,dou)科
  漢語別名  阿輸迦(アシュカ,ashujia)、無憂
英名  Asoka tree, Sorrowless tree
2005/05/07 薬用植物園(温室)

2009/07/11 京都府立植物園 (温室)

2006/08/12 薬用植物園


 ムユウジュ属 Saraca(無憂花屬)には、次のようなものがある。
   アショーカノキ(ムユウジュ) S. asoka(S.indica auct.non L.;無憂花・無憂樹)
   S. chinensis(中國無憂花・四方木) 
中国(兩廣)に分布 
   S. dives(中國無憂花・雲南無憂花・四方木)
         
中国(廣西・雲南)に分布。『雲南の植物V』136・『中国本草図録』V/1220
 
 マメ科 LEGUMINOSAE(FABACEAE;豆科)については、マメ科を見よ。
 そのジャケツイバラ亜科 Caesalpinioideae(雲實亞科)乃至ジャケツイバラ科 Caesalpiniaceae(雲實科)については、ジャケツイバラ亜科を見よ。
 サンスクリット名をアショーカ asoka といい、これを漢訳仏典に阿輸迦(アシュカ,ashujia)・阿叔迦(アシュクカ,ashujia)と音写し、無憂・無憂樹・無憂華と意訳する。
 漢名・和名・英名は、これによる。
 中国(雲南)・インド・ミャンマー・マレーシア・ベトナムなどに分布。
 ボダイジュサラソウジュとともに、仏教の聖樹の一。伝説によれば、
 古代インドのシャカ Saka(釈迦)族の王シュドダナ Suddhodana(浄飯王,ジョウボンオウ)には、コーリヤ族から迎えたマーヤー Maya(摩耶夫人,マヤブニン)という妻がいた。マーヤーは、妊娠して 出産のために里帰りする途中、ルンビニー園 Lumbinivana(藍毘尼苑,ランビニオン)で休憩した。マーヤーが、アショーカの木に手をかけたとき、陣痛が起り、立ったまま その右腋から男の子を産んだ。
 B.C.566年ないしはB.C.463年の出来事と言われ、生まれた王子はゴータマ・シッダールタ Gautama Siddhartha、後に悟りを開いてブッダ Buddha(仏陀)となり、仏教の創始者となった人(いわゆる釈迦・釈尊)である。
 ただし、南伝仏教では、マーヤーが手をかけた木はシャーラ樹(娑羅)であったという。
 ヒンドゥー教でも聖木の一。


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