きくいも (菊芋)
学名 |
Helianthus tuberosus |
日本名 |
キクイモ |
科名(日本名) |
キク科 |
日本語別名 |
エルサレムキクイモ |
漢名 |
菊芋(キクウ,júyù) |
科名(漢名) |
菊(キク,jú)科 |
漢語別名 |
洋薑(ヨウキョウ,yangjiang)・蕃薑・鬼子薑、菊藷、芋頭 |
英名 |
Jerusalem artichoke, Canada potato, Earth apple, Sunchoke, Girasole |
2007/04/19 薬用植物園 |
2007/05/26 同左 |
|
|
2023/02/14 府中市 |
|
辨 |
地上部の外見の似たものに、イヌキクイモ・キクイモモドキなどがある。
キクイモの総苞片は披針形で尖るが、キクイモモドキのそれは先端が丸い。 |
ヒマワリ属 Helianthus(向日葵 xiàngrìkuí 屬)については、ヒマワリ属を見よ。 |
訓 |
英名の Jerusalem artichoke は、イタリア名の Girasole articocco(食用のヒマワリ)の転訛か。 |
説 |
北アメリカ中部(カンザス北部乃至ミネソタ・大西洋岸に沿ってカナダのノバスコシアにかけて)に分布。
ヨーロッパには17世紀初に入り、食用に栽培。 |
日本への渡来時期には異説がある。
一説に、安政6(1859)年にイギリス総領事として来日した R.Alcock がもたらした。
一説に、昭和前期に食料用に移入して栽培。第二次世界大戦後の食糧難時代に自給作物として普及。
今日では栽培されることはまれだが、しばしば全国の空地・土手・草原などに野生化し、群生する。 |
誌 |
塊茎は澱粉質ではないが、イヌリンを含み 甘い。食料・飼料にする。
中国では、根茎を薬用にする。 |
|