ほそばひいらぎなんてん (細葉柊南天)
学名 |
Berberis fortunei (Mahonia fortunei) |
日本名 |
ホソバヒイラギナンテン |
科名(日本名) |
メギ科 |
日本語別名 |
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漢名 |
十大功勞(ジュウタイコウロウ,shídàgōngláo) |
科名(漢名) |
小檗(ショウハク,xiăobò)科 |
漢語別名 |
狹葉十大功勞(キョウヨウ ジュウタイコウロウ, xiáyè shídàgōngláo) |
英名 |
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2007/06/19 小石川植物園 |
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辨 |
メギ属 Berberis(小蘗 xiăobò 屬)については、メギ属を見よ。 |
訓 |
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説 |
江西・浙江・湖北・廣西・四川・貴州に分布。
日本には明治初に入る。 |
誌 |
中国では、ホソバヒイラギナンテン及び Berberis bealei(Mahonia bealei;闊葉十大功勞)の莖葉を、十大功勞と呼び薬用にする。また、次の植物などをほぼ同様に薬用にする。
ヒイラギナンテン B. japonica(Mahonia japonica;十大功勞・華南十大功勞・黃柏)
『中国本草図録』Ⅰ/0065
B. gracilipes(Mahonia gracilipes;細梗十大功勞・峨嵋刺黃連) 四川・雲南産
B. ganpinensis(Mahonia ganpinensis;甘平十大功勞・刺黃柏) 湖北・四川・貴州産
B. shenii(Mahonia shenii;光葉十大功勞・北功十大功勞・木黄連)
廣東産 『中国本草図録』Ⅹ/4591
なお、今日中国のほぼ全国で用いられている「功勞葉」と称する生薬は、シナヒイラギ Ilex cornuta(枸骨)の葉だという(『中薬志Ⅲ』・『全國中草藥匯編』上pp.7-8)。 |
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