しまかんぎく (島寒菊・島甘菊) 

学名  Dendranthema indicum (Chrysanthemum indicum)
日本名  シマカンギク
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  ハマカンギク、アブラギク
漢名  野菊(ヤキク,yeju)
科名(漢名)  菊科
  漢語別名  苦薏(クヨク,kuyi)、野菊花、野黄菊
英名  
2007/04/19 薬用植物園
2006/10/28 薬用植物園

 カンギク(寒菊)は、この園芸変種 var. hubernum。
 キク属 Dendranthema(菊屬)については、キクを見よ。
 キク科の植物については、キク科を見よ。
 和名にかかわらず、日当たりのよい山麓に生え、島地・浜地を好まない。花期が遅いので寒菊と云うというが、甘菊とも書く。
 アブラギクは、かつて長崎でこの花を油に漬け、「菊油」として薬用にしたことから。アワコガネギク・ホソバアブラギク D. lavandulaefolium にもアブラギクの名がある。
 漢名野菊は、家菊(一般に栽培する観賞用のキク)に対していう。
 日本(近畿以西)・朝鮮・中国(新疆以外の全国)・臺灣・ベトナム(北部)に分布。
 観賞用の いわゆるキクは、中国において唐代か又はその少し前に、本種とチョウセンノギク D. zawadskii var. latilobum の交配により作られたものという。
 中国では、嫩茎・嫩葉・花を食用にし、葉・花・全草を薬用にする。『中薬志Ⅲ』pp.381-385、『中草薬現代研究』Ⅱp.153 
 観賞品としてのキク(イエギク)が作りだされる以前、中国で詩に詠われ、栽培・観賞されていた「菊」は、このシマカンギクであろう、という。
 中国における菊の文化史は、キクを見よ。

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