さわおぐるま (沢小車) 

学名  Senecio pierotti (S. campestris var. subdentatus)
日本名  サワオグルマ
科名(日本名)  キク科
  日本語別名  
漢名  河濱千里光(カヒンセンリコウ,hebinqianliguang)
科名(漢名)  菊(キク,ju)科
  漢語別名  
英名  
2007/04/29 神代植物公園(水生植物園)
2008/05/08 箱根湿生花園

 『改訂増補牧野新日本植物図鑑』は、Senecio pierotti は S. campestris var. subdentatus であるとする。
 それに対して 北村四郎は、「狗舌草 カワラオグルマ Senecio pseudo-Sonchus Vaniot-syn. S. campestris L. var. subdentatus Maxim. は、朝鮮・満州・中国に分布する。 サワオグルマ S. pierotti Miquel は日本の植物で、中国にはない。」という
(『新註校定 国訳本草綱目』)
 『中国高等植物図鑑』などによれば、狗舌草(コウゼツソウ,goushecao)は、S. kirilowii(S. campestris; S. fauriei)。
 『中薬大辞典』によれば、狗舌草は、S.integrifolius var. fauriei であり、S. fauriei;S. kirilowii はこれである。
 『全国中草薬匯編』によれば、狗舌草は S.kirilowii(S.campestris var.fauriei)であり、「本種の植物の葉の形や毛のつき方は、変異がとても大きい。かつて種の下に亜種・変種を分けたことがあり、状況はかなり複雑だ。しかし大きく考えれば、すべて一つの種の変異の中に収まる」と。
 『中国本草図録』
Ⅹ/4896には、河濱千里光 Senecio pierotii の写真を載せ、東北・華北に分布するという。 
 キオン属 Senecio(千里光屬)については、キオンを見よ。
 キク科の植物については、キク科を見よ。
 和名は、オグルマに似て水辺に生えることから。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』12(1806)狗舌草に、「フヂサハギク江戸京都 ウグサ筑前 ウバナ サハヲグルマ大和本草 サハジサ新校正 ウシノシタ サハモクカウ サハギク サハグルマ江戸花戸 野シヲン カサブク ヤチウド」と。
 日本(本州・四国・九州・琉球)・朝鮮・中国(北部)・臺灣に分布。
 埼玉県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
 中国では、狗舌草の全草を薬用にする。
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、「沢車 中末。花黄色。菊のごとし」と。

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