さじおもだか (匙面高) 

学名  Alisma plantago-aquatica var. orientale (=A. orientale)
日本名  サジオモダカ 
科名(日本名)  オモダカ科
  日本語別名  
漢名  澤瀉(タクシャ,zexie)
科名(漢名)  澤瀉科 
  漢語別名  水澤、如意花、車苦菜、天鵞蛋、天禿、一枝花
英名  Water-plantain, Oriental water-plantain
2007/06/06 京都府立植物園
2005/07/03  薬用植物園

 サジオモダカ属 Alisma(澤瀉屬)には、北半球に約9種がある。
   ヘラオモダカ A. canaliculatum(窄葉澤瀉・大箭)
     ホソバヘラオモダカ var. harimense
     アズミノヘラオモダカ var. azuminoense
   A. gramineum(草澤瀉)
『中国雑草原色図鑑』283
   A. plantago-aquatica
     サジオモダカ var. orientale(A.orientale;澤瀉)『中国雑草原色図鑑』284
     var. plantago-aquatica
   トウゴクヘラオモダカ A. rariflorum 
 オモダカ科 ALISMATACEAE(澤瀉科)については、オモダカ科を見よ。
 和名は、嫩葉の形から(ことに幼い苗の葉はスプーンそっくり)
 日本で オモダカを沢瀉と書くのは 誤り。
 すなわち、漢名を澤瀉と言うものは本種、これに対して和名をオモダカというものは Sagittaria trifolia。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)澤瀉に、「和名奈末為、一名於毛多加」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)澤瀉に、「和名奈万井」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』15(1806)澤瀉に、「ナマヰ
和名鈔 サジオモダカ ナゝトウグサ佐州 ナゝト新校正」と。
 アジアの温帯・熱帯に分布。埼玉県では絶滅危惧Ⅱ類(VU)。
 Alisma plantago-aquatica は、種としては広くユーラシア・オーストラリア・アフリカなどに分布。
 中国では各地で栽培もしており、主産地は福建・四川。
 漢方で塊茎を澤瀉(タクシャ,zexie)と呼び、薬用にする。『中薬志Ⅰ』pp.296-298、日本薬局方 
 宮崎安貞『農業全書』(1696)に、「園に作る薬種」の一として「澤瀉」をあげ、
 「たくしやは水田にうへてよし。是も薬屋にうるべし。藺をうゆる法に同じ。丹波にて尤多く作る」(岩波文庫本)と。

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