にがな (苦菜)

 学名
 Ixeris dentata (Lactuca thunbergii)
 和名
 ニガナ
 科名(和)
 キク科
  別名(和)
 チグサ
 漢名
 齒緣苦蕒(シエンクバイ,chiyuankumai)
 科名(漢)
 菊(キク,ju)科
  別名(漢)
 荼(ト,tu)、苦瓜菜
 英名
2007/05/10 薬用植物園
2008/06/14 六甲高山植物園

 

 ニガナ Ixeris dentata(齒緣苦蕒・苦瓜菜)には、次のような変異がある。
  ニガナ var. dentata
頭花は黄色、小花は5-7個。
   シロニガナ 
ニガナの白花品。
  シロバナニガナ var. albiflora
ニガナより丈夫で大。小花は8-11個。
   ハナニガナ 
シロバナニガナの黄花品。
  クモマニガナ ssp. kimurana
頭花は黄色、小花は11個。本州北部・北海道の高山に産。
  タカネニガナ ssp. alpicola
頭花は黄色、小花は9-10個。本州・四国・九州の高山の岩場に産。
  ドロニガナ ssp. kitayamensis
  イソニガナ ssp. nipponica 

 ニガナ属 Ixeris(苦蕒菜屬)には、次のようなものがある。
   I. chinensis (山苦蕒・苦菜・山苦菜・小苦苣・黄鼠草)
         
 『中国本草図録』Ⅳ/1887・『中国雑草原色図鑑』255
     var. intermedia(狹葉山苦菜) 『中国本草図録』Ⅸ/4374
     ssp. versicolor(I.versicolor;變色苦菜・絲葉苦菜)
 『中国本草図録』Ⅴ/2368
     タカサゴソウ(ウサギソウ) ssp. strigosa
   オオジシバリ I. debilis (I.japonica;剪刀股・低灘苦蕒菜)
   ニガナ I. dentata (齒緣苦蕒・苦瓜菜)
   I. denticulata (苦蕒菜・秋苦蕒菜・盤兒草)
 『中国本草図録』Ⅱ/0884
   I. gracilis (細葉苦蕒・粉苞苣)
 『中国本草図録』Ⅵ/2895
   ヤナギニガナ I. laevigata (平滑苦蕒菜)
   ホソバニガナ I. makinoana
   ノニガナ I. polycephala (Lactuca matsumurae;多頭苦蕒・野苦菜)
         
『中国雑草原色図鑑』258
   ハマニガナ I. repens (匍匐苦蕒) 『中国本草図録』Ⅵ/2896
   I. sonchifolia (包莖苦蕒菜・苦碟子・苦蕒菜)
         
 『中国本草図録』Ⅳ/1888・『中国雑草原色図鑑』256
   ジシバリ
(イワニガナ) I. stolonifera
   カワラニガナ I. tamagawaensis
   I. versicolor(山苦蕒)
『中薬志Ⅲ』pp.141-147  

 キク科の植物については、キク科を見よ。

 和名は、茎や葉が苦いことから。
 漢名を荼(ト,tu)・苦菜(クサイ,kucai)というものについては、ノゲシを見よ。

 日本・朝鮮・中国に分布。

 嫩葉を食用にする。

 『詩経』国風・豳風「七月」に、「九月は苴(しょ。アサの実)を叔(ひろ)ひ、荼(と。ニガナ)を采(と)り樗(ちょ。オウチあるいはニワウルシ)を薪にし、我が農夫を食(やしな)ふ」と。



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