ねなしかずら (根無蔓)

 学名  Cuscuta japonica
 日本名  ネナシカズラ
 科名(日本名)  ヒルガオ科
   日本語別名  
 漢名  日本菟絲子(ニホントシシ,ribentusizi)
 科名(漢名)  旋花(センカ,xuanhua)科
   漢語別名  大菟絲子、金燈藤、女蘿、無根草
 英名  


2010/08/22 富山県魚津市

 ネナシカズラ属 Cuscuta(菟絲子屬)には、次のようなものがある。
   マメダオシ C. australis(歐洲菟絲子)
   C. campestris(田間菟絲子)
 『中国本草図録』Ⅶ/3311
   ハマネナシカズラ C. chinensis(C.maritima;菟絲子・菟綫子・金絲藤・
        豆寄生・無根草)
 『中国本草図録』/0778・『中国雑草原色図鑑』169
   アマダオシ C. epilinum(E.Flax dodder)
 ヨーロッパ原産
   ツメクサダオシ C. epithymum(E.Clover dodder) ヨーロッパ原産
   クシロネナシカズラ C. europaea(大菟絲子)『中国雑草原色図鑑』171
   ネナシカズラ C. japonica(日本菟絲子・大菟絲子・金燈藤・女蘿・無根草;
        E.Japanese dodder)『中国雑草原色図鑑』170
   アメリカネナシカズラ C. pentagona(E.Field dodder) 北アメリカ原産
   C. reflexa(雲南菟絲子・大花菟絲子)『中国雑草原色図鑑』171 

 これをネナシカズラ科 Cuscutaceae として独立させることがある。 

 ヒルガオ科 Convolvulaceae(旋花科)については、ヒルガオ科を見よ。

 和名は、成長した株に根がないことから。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)菟絲子に、「和名禰奈之久佐」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』14(1806)菟絲子に、「ネナシカヅラ ウシノサウメン
江州。ツリブネサウニモ此名アリ ウマグサ同上。大豆圃中ニコノ草生スレハ全圃マトヒカラス。故ニ名ヅク サルノハマイ城州玉水 サウメングサ東国 ナツユキ佐州」と。 

 中国の古典に現れる菟絲子は、本種・ハマネナシカズラ・大菟絲子 C.europaea などであろうという。 

 日本(北海道・本州・四国・九州)・琉球・朝鮮・中国(全国)・アムールに分布。 

 ネナシカズラ属の植物は、初め地上に生えるが、寄主に巻きつくと根が無くなる。 

 中国では、本種及びハマネナシカズラの全草を菟絲、種子を菟絲子と呼び、薬用にする。『中薬志Ⅱ』pp.410-414  

 中国では、別の植物に絡まるところから、女蘿とともに夫婦の象徴。 



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