なるこゆり (鳴子百合) 

学名  Polygonatum falcatum
日本名  ナルコユリ
科名(日本名)  ユリ科
  日本語別名  エミグサ、オオエミ、ヤマエミ
漢名  
科名(漢名)  
  漢語別名  
英名  
2006/05/20 野川公園自然観察園

 ナルコユリ属 Polygonatum(黄精屬)の植物には、北半球に57種がある。
  P. cathcartii (横絲黄精・對葉黄精)
  P. cirrhifolium (卷葉黄精・卷鬚黄精・鈎葉黄精・滇鈎吻・老虎薑)
      
『雲南の植物Ⅰ』258・『中国本草図録』Ⅶ/3420・『週刊朝日百科 植物の世界』10-115
  ウスギワニグチソウ P. cryptanthum
  P. curvistylum 
『雲南の植物』29・『中国本草図録』Ⅷ/3942
  P. cyrtonema (囊絲黄精・白及黄精)
 地下茎を食用・薬用。『中国本草図録』Ⅰ/0421
  コウライワニグチソウ P. desoulavyi(var.yezoense, var.mediobracteatum,
     P.mediobracteatum;長苞黄精)
     
タカオワニグチソウ var. azegamii としてきたものは、雑種か
  ドウモンワニグチソウ P. domonense
  P. erythrocarpum(紅果黄精)
  ナルコユリ P. falcatum(P.tenuifolium)
    ヒュウガナルコユリ var. hyugaense
    ホソバナルコユリ var. tenuiflorum
  P. filipes(長梗黄精)『中薬志Ⅰ』pp.465-474
  ヒメイズイ P. humile (小玉竹)
  イブキワニグチソウ P. ibukiense
  ミドリヨウラク P. inflatum (毛筒玉竹)
  ワニグチソウ P. involucratum (小玉竹・二苞玉竹)
  P. kansuense (P. verticillatum;甘肅黄精・羊角參・野白芨・臭兒參)
  P. kingianum (西南黄精・滇黄精・德保黄精・金氏黄精・節節高・仙人飯)
     
 『雲南の植物Ⅱ』257・『中国本草図録』Ⅴ/2419
  ハガクレナルコユリ P. kiotense
  ミヤマナルコユリ P. lasianthum
  オオナルコユリ P. macranthum
  P. macropodium (大玉竹・長梗玉竹・熱河黄精)
     
『中薬志Ⅰ』pp.465-474、『中国本草図録』Ⅳ/1936
  P. marmoratum (斑莖黄精;=P. punctatum)
  コワニグチソウ P. miserum
  P. multiflorum(多花黄精)『中薬志Ⅰ』pp.465-474
    var. longifolium(長葉黄精・黄精・薑形黄精)『中薬志Ⅰ』pp.465-474
  アマドコロ
(広義) P. odoratum(玉竹萎蕤・尾參・玉參・鈴鐺菜・小筆管菜・甜草根)
     
 『中国本草図録』Ⅰ0422・『中国雑草原色図鑑』353
    アマドコロ var. pluriflorum(var.japonicum)
      フイリアマドコロ f. variegatum
    オオアマドコロ var. maximowizcii(P.maximowiczii)
    ヤマアマドコロ var. thunbergii
  P. officinale(玉竹・鈴鐺菜)
『中薬志Ⅰ』pp.187-190
  ジョウシュウアマドコロ P. planifilum
  P. prattii(康定玉竹) 
『雲南の植物Ⅰ』258・『中国本草図録』Ⅶ/3421
  P. punctatum (點花黄精・樹刁) 『中国本草図録』Ⅶ/3420・『週刊朝日百科 植物の世界』10-115
  P. roseum (紫花黄精・新疆黄精)
  カギクルマバナルコユリ P. sibiricum(黄精,コウセイ,huangjing・鷄頭黄精・鷄頭參・
     黄鷄菜・筆管菜)
『中薬志Ⅰ』pp.465-474、『中国本草図録』Ⅰ/0423
  P. souliei (裸花黄精;=P. cirrhifolium)
  P. stenophyllum(狹葉黄精)
 『中国本草図録』Ⅴ/2420
  P. tenuifolium → P. falcatum
  P. tessellatum(格脈黄精・滇竹根七)
 『中国本草図録』Ⅷ/3943
  マルバオウセイ P. trichosanthum 
  クルマバナルコユリ P.verticillatum(P.stenophyllum;輪葉黄精・紅果黄精) →P.kansuense
  P. zanlanscianense(湖北黄精)
 『中国本草図録』Ⅶ/3423 
 ユリ科 Liliaceae(百合科)については、ユリ科を見よ。
 和名は、実の形から。
 漢名は、李時珍『本草綱目』(ca.1596)黄精の釈名に、「坤土の精粋を得るを以て、故に之を黄精と謂う」と。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)黄精に、「和名阿末奈、一名也末恵美」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)黄精に、「和名於保恵美、一云夜末恵美」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』8
(1806)に、「オホヱミ和名鈔 ヤマヱミ同上 ナルコユリ ササユリ サゝカンザウ ツリガネサウ丹波 ツユクサ地錦抄」と。
 なお、エミクサはアマドコロ
 日本・朝鮮・中国(東北)に分布。
 中国では、P.sibiricum(黄精)などの根茎を、黄精と呼び、薬用にする。なお、地方により いくつかの同属異種の植物の根茎を、黄精として用いる。『中薬志Ⅰ』pp.465-474。
 日本では、ナルコユリやその近似種の根茎を、黄精(おうせい)と呼んで代用する。
2007/05/12 神代植物公園
ナルコユリとワニグチソウの雑種か

跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
クサコアカソウ シュロソウ スハマソウ イワチドリ チダケサシ 跡見群芳譜トップ 野草譜index