くさねむ (草合歓) 

学名  Aeschynomene indica
日本名  クサネム
科名(日本名)  マメ科
  日本語別名  
漢名  合萌(ゴウホウ,héméng)
科名(漢名)  豆(トウ,dòu)科
  漢語別名  田皂角(デンソウカク,tianzaojiao)、連根拔、梗通草、禾鐮草、蝨箆草
英名  Sensitive joint-vetch, Common aeschynomene

2007/08/07 秋が瀬

2010/08/21 富山県中央植物園

2023/08/26 植物多様性センター 

 クサネム属 Aeschynomene(合萌 héméng 屬)には、世界の熱帯・亜熱帯に約180種がある。

  エダウチクサネム A. americana 
熱帯アメリカ原産、琉球に帰化
  クサネム A. indica(田皂角・合萌)『中国雑草原色図鑑』97
  インドクサネム A. sesban(Sesbania sesban;印度田菁)
   
 マメ科 Leguminosae(Fabaceae;豆 dòu 科・荳科)については、マメ科を見よ。
 属名は「恥ずかしがる者」、もともとはオジギソウの古名であったものを、リンネがクサネムの属名に用いた。
 広くユーラシアの熱帯・暖帯に分布。
 日本のものは、「熱帯アジア原産で、イネとともに渡来したと考えられる」という(『日本の帰化植物』)
 中国では、全草を合萌(ゴウホウ,héméng)と呼び、皮を剥いだ茎を梗通草と呼び、薬用にする。『中薬志Ⅲ』p.549 『全國中草藥匯編 上』p.368 『(修訂) 中葯志』III/411-419 
 また、乾燥した茎髄を小通草と呼び薬用にする。キブシの誌を見よ。 


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