はしりどころ (走野老) 

学名  Scopolia japonica
日本名  ハシリドコロ
科名(日本名)  ナス科
  日本語別名  ユキワリソウ、サワナス、オメキグサ
漢名  東莨菪(トウロウトウ,donglangdang)
科名(漢名)  茄(カ,qie)科
  漢語別名  
英名  
2006/05/04 桧原都民の森

 ハシリドコロ属 Scopolia(新莨菪屬・東莨菪屬)には、次のようなものがある。
   S. acutangula(鋭萼東莨菪)
   S. brevidlora(三分七)
   S. carniolica
東ヨーロッパ産
   S. carniolicoides(七厘散・搜山虎)
     var. dentata(小莨菪)
   ハシリドコロ S. japonica(東莨菪)
   S. likiangensis(麗江莨菪)
   S. lurida(Anisodus luridus;賽莨菪・三分三・喜馬拉雅東莨菪)
   S. parviflora
 韓国産
   S. sinensis(Atropanthe sinensis;新莨菪・搜山虎・天蓮子)『中草藥現代研究』Ⅱp.542
   S. tangutica(Anisodus tanguticus;甘靑賽莨菪・唐古特莨菪・山莨菪)
      
『中草藥現代研究』Ⅱp.542 
 ナス科 SOLANACEAE(茄科)については、ナス科を見よ。
 和名は、誤って根を食うと 走りまわって苦しむということから。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』13(1806)莨菪に、「オニシルグサ延喜式 オホミルグサ和名鈔 ヲメキグサ ホメキグサ ヤマサ ナゝツ桔梗江戸 ハシリドコロ肥後」と。
 属名 Scopolia は、オーストリアの学者スコポリ Johann Scopoli(1723-1788)に因む。
 日本の本州・四国・九州に分布。中国では、東北で栽培。
 地下茎に猛毒がある。
 文成9年(1826)、シーボルト Siebold,Philipp F.B.von(1796-1866)が 散瞳薬として本種を見出した。明治20年含有成分が特定され、爾来ベラドンナ Atropa belladonna(顚茄)の日本産代用品とする。
 日本では、根茎・根をロートコン(莨菪根)と呼び、鎮痛薬・目薬として用いる。またロートエキスやアトロピンの原料。日本薬局方では、ハシリドコロ・ S. carniolica(東ヨーロッパ産)・S. parviflora(韓国産)の根茎及び根をロートコンという。 
 中国では、漢名を莨菪(ロウトウ,langdang)と呼ぶものは、ヒヨス Hyoscyamus niger。
 ハシリドコロ属 Scopolia(新莨菪屬・東莨菪屬)からは、次のような植物を薬用にする。
   S. acutangula(鋭萼東莨菪)
   S. sinensis(新莨菪・搜山虎・天蓮子)、
   S. lurida(賽莨菪・三分三・喜馬拉雅東莨菪)、
   S. tangutica(甘靑賽莨菪・山莨菪) 

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