あつもりそう (敦盛草)

学名  Cypripedium macranthum var. speciosum
日本名  アツモリソウ
科名(日本名)  ラン科
  日本語別名  
漢名  大花杓蘭(タイカシャクラン,dahuashaolan)
科名(漢名)  蘭科
  漢語別名  大口袋花、大花嚢蘭
英名  
東京山草会展示品 2008/04/29 神代植物公園

 アツモリソウ属 Cypripedium(杓蘭屬)には、北半球の温帯・亜寒帯に約50種がある。
   C. bardolphianum(無苞杓蘭)
   カラフトアツモリソウ C. calceolus(杓蘭)
 『中国本草図録』Ⅱ/0946
   C. corrugatum(兜蘭・縐枸蘭)
   コアツモリソウ C. debile(對葉杓蘭・二葉蘭)
 『中国本草図録』Ⅶ/3444
   C. fasciolatum (大葉杓蘭・蜈蚣七)
 『中国本草図録』Ⅶ/3445
   ウンナンキバナアツモリソウ C. flavum(黃花杓蘭)
 『雲南の植物Ⅰ』266・『雲南の植物』48・『中国本草図録』Ⅷ/3951
   C. forrestii
『雲南の植物』50
   C. franchettii (毛杓蘭・牌樓七) 『中国本草図録』Ⅶ/3446
   チョウセンキバナノアツモリソウ C. guttatum(紫點杓蘭・小口袋花)
 『雲南の植物』51・ 『中国本草図録』Ⅲ/1448
     エゾノクマガイソウ var. guttatum 『週刊朝日百科 植物の世界』9-250
     キバナノアツモリソウ var. yatabeanum
   C. henryi (綠花杓蘭・龍舌箭・金龍七) 『中国本草図録』Ⅸ/4445
   クマガイソウ C. japonicum(扇脈杓蘭・扇子七) 『中国本草図録』Ⅶ/3447
   C. macranthum (大花杓蘭・大口袋花・蜈蚣七)
 『中国本草図録』Ⅲ/1449
     アツモリソウ var. speciosum
     レブンアツモリソウ var. rebunense
     ホテイアツモリソウ var. macranthum(var.hotei-atsumoprianum)
   ウズラバアツモリソウ C. margaritaceum(斑葉杓蘭・蘭花雙葉草)
 『雲南の植物』50・『中国本草図録』Ⅶ/3448
   C. plectrochion(離瓣杓蘭・離萼杓蘭)
 『雲南の植物Ⅰ』267・『雲南の植物』55
   チベットアツモリソウ(西藏杓蘭・敦盛草) C. tibeticum
『雲南の植物Ⅰ』266・『雲南の植物』53・『中国本草図録』Ⅶ/3449・『週刊朝日百科 植物の世界』9-250
   C. yunnanense
 『雲南の植物』54 
 ラン科 Orchidaceae(蘭科)については、ラン科を見よ。
 和名は、袋状の唇瓣を 平敦盛(1169-1184)が背負った母衣(ほろ)に見立てたもの、クマガイソウ(熊谷草)の対。
 広くアジア北東部からヨーロッパ東部に分布。
 日本では 本州中部以北・北海道・南千島に、中国では 四川省西南部・雲南省西北部・チベット東部および南部に産する、
 全国では絶滅危惧ⅠB類(EN)、東京・埼玉・神奈川では絶滅。
 中国では、根・根茎及び花を蜈蚣七(ゴコウシチ,wugongqi)と呼び、薬用にする。
 『花壇地錦抄』(1695)巻四・五「草花 春之部」に、次のようにある。
   布袋草 末。 花形丸クして、宛子安貝の形なり。色うすむらさき、葉も二まいづゝ出て、花ハ一りんづゝ咲。
   敦盛草 末。花形ほてい草ニ似て、異有。ほろかけたるごとく紫、葉も段々付ク。
   熊谷草 末。あつもり草の、花うす白キ物。

 一説に、この布袋草とは、ホテイラン Calypso bulbosa という。 

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