あまな (甘菜) 

学名  Amana edulis (Tulipa edulis)
日本名  アマナ
科名(日本名)  ユリ科
  日本語別名  ムギグワイ、アマイモ、トウロウバナ
漢名  老鴉瓣(ロウアベン,laoyaban)
科名(漢名)  百合(ヒャクゴウ,baihe)科
  漢語別名  山慈姑(サンジコ,shancigu)、光慈姑
英名  
2006/03/27 田島が原
2011/04/05 田島が原


 アマナ属 Amana には、東アジアに2種がある。
   アマナ A. edulis(Tulipa edulis;老鴉瓣)
   ヒロハノアマナ A.latifolia(Tulipa erythronioides, Tulipa latifolia)

 アマナ属は、従来チューリップ属(かつてはこの属をアマナ属と呼んだ) Tulipa(鬱金香屬)
に入れられてきたが、最近では別属とする(中国ではなお Tulipa 属に入れる)。
 チシマアマナ属 Lloydia(洼瓣花屬)・キバナノアマナ属 Gagea(頂冰花屬)は、別属。
 ユリ科 Liliaceae(百合科)については、ユリ科を見よ。
 和名ムギグワイ・漢名山慈姑は、地下の鱗茎を食用にすることから。
 またアマナは、それが苦くないことから。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』9(1806)山慈姑に、「アマナ トウロウバナ トウロン ムギクワヰ麦地ニ生ズル故ニ名ヅク マツバユリ江州 ムキグワヰ根ニ皮アル故ニ名ヅク。以上京 アマツボロ同上鳥羽村 アマイモ同上加茂 ナンキンズイセン同上花家 ハルヒメユリ同上 ステツボウ筑前 カタスミラ肥前 スミラ同上 ツルボ丹波 ウグヒス摂州」と。
 日本(福島県以南)・朝鮮・中国(東北乃至長江流域)に分布。
 埼玉県では、絶滅危惧IB類。
 地下深く鱗茎を持ち、澱粉質に富む。
 地下の鱗茎は、煮たり焼いたりして食用にし、また薬用にする。
 中国
(華北)では、山慈姑(正品は Pleione bulbocodioides の球茎)の代りに薬用にする。『中薬志Ⅰ』pp.60-63 


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