たばこ 

学名  Nicotiana tabacum
日本名  タバコ
科名(日本名)  ナス科
  日本語別名  
漢名  煙草(エンソウ,yancao)
科名(漢名)  茄(カ,qie)科
  漢語別名  煙葉(エンヨウ,yanye)
英名  Tobacco
2006/08/28 明治薬科大学薬草園

2005/08/19 薬用植物園

 タバコ属 Nicotiana(煙草屬)は、広く南・北アメリカ大陸・オーストラリア・オセアニアに66種が分布。
   N. africana
   ハナタバコ N. alata (香煙草花)
   マルバタバコ N. rustica
 栽培種
   N. sanderae (煙草花)
   N. sylvestris
   タバコ N. tabacum (煙草)
 栽培種
   N. tomentosiformis
   アレチタバコ N. trigonophylla
北アメリカ原産 
 ナス科 SOLANACEAE(茄科)については、ナス科を見よ。
 和名タバコは、ポルトガル語の tabaco またはスペイン語の tabacco から。
 その語源は、南アメリカ熱帯地方の現地語の「タバカ」
(Y字型の喫煙具の名)からと言う。
 属名 Nicotiana は、フランスの外交官ニコ Jean Nicot(ca.1530-1660)に因む。彼は、1560年、はじめてタバコの種子を ポルトガルからフランスにもたらした。
 南アメリカの熱帯(ボリビア南部・アルゼンチン北部のアンデス山脈東側)で成立した栽培種。15世紀末にコロンブスによってヨーロッパにもたらされ、日本へは慶長(1596‐1615)初ごろポルトガル人によって持ち込まれた。
 葉を乾燥させ醗酵させて、細かく刻み、火をつけて煙を吸う。
 中央アメリカの現地人は、紀元前から喫煙をしていたという。15世紀末にコロンブスにより実物と喫煙がヨーロッパに伝えられ、はじめ薬品として扱われたが、やがて嗜好品として広まった。
 日本には、喫煙はポルトガル人により天正年間
(1573‐92)に伝えられ、種子は慶長(1596‐1615)初にもたらされた。そののち喫煙の風習は、寛永年間(1624‐44)には広く一般化して定着した。
 (アイにつく)虫を殺す事はたばこの茎を煎じ出し、其汁をしべ箒にてひたとうちひたせば、虫死ぬる物なり。毎日かくのごとくして虫悉く死し尽くるを以てやむべし。又苦参の根をたゝきくだき、水に出しうちたるも、虫よく死ぬる物なり」(宮崎安貞『農業全書』1697)。



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