にんじん (人参) 

学名  Daucus carota var. sativa
日本名  ニンジン 
科名(日本名)  セリ科
  日本語別名  ナニンジン、セリニンジン、ハタニンジン
漢名  胡蘿蔔(コラフク,huluobo)
科名(漢名)  繖形(傘形,サンケイ,sanxing)科
  漢語別名  紅蘿蔔(コウラフク,hongluobo)、丁香蘿蔔(テイコウラフク,dingxiangluobo)
英名  Carrot
2005/08/12  清瀬市下宿 2005/05/24 東大農園 2005/06/08  所沢市坂之下
2005/12/10 三芳町竹間沢
2005/06/08  所沢市坂之下

 ニンジン属 Daucus には、次のようなものがある。
   ノラニンジン D. carota(野胡蘿蔔・南鶴蝨;E.Wild carrot)

     ニンジン var. sativa(胡蘿蔔)『中国本草図録』V/1307
   ゴウシュウヤブジラミ D. glochidiathus
オーストラリア・ニュージーランド原産 
 セリ科 Umbelliferae(Apiaceae;繖形科・傘形科)については、セリ科を見よ。
 日本では、古来人参(にんじん)といえばオタネニンジン(チョウセンニンジン)を指した。人参の語義は、オタネニンジンを見よ。
 16世紀に西洋から蔬菜のニンジン carrot が入ると、人参はニンジンを指すことになり、オタネニンジンは区別して朝鮮人参・高麗人参などと呼ばれた。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』22(1806)胡蘿蔔に、「セリニンジン ニンジン ナニンジン ニジ ハタニンジン仙台」と。
 漢名の胡蘿蔔は、「西から入ってきたダイコン」の意。
   野生種ノラニンジンは、南西アジア・地中海沿岸・北アメリカに分布。
 日本では西日本に点在するが、栽培品からの野生化である。
 栽培種はアフガニスタン起源。
 10世紀にヨーロッパにもたらされたものは後の西洋系ニンジンとなり、14世紀に中国にもたらされたもの
(『飲食須知』『飲膳正要』)は東洋系ニンジンとなった。
 日本には、17世紀頃東洋系が入ったが、明治時代に改めて西洋系が導入された。
 中国では、ノラニンジンの果実を鶴蝨(カクシツ,heshi。南鶴蝨)と呼び、薬用にする。
 『中国本草図録』Y/2748・『中国雑草原色図鑑』150。
なお、北鶴蝨はヤブタバコの果実。  

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