ケール

 学名  Brassica oleracea var. acephala 
 和名  ケール 
 科名(和)  アブラナ科 
  別名(和)  ハゴロモカンラン、リョクヨウカンラン、チリメンキャベツ、カラド 
 漢名  羽衣甘藍(ウイカンラン,yŭyī gānlán)
 科名(漢)  十字花(ジュウジカ,shízìhuā)科 
  別名(漢)  無頭甘藍、芥藍菜、卡菜 
 英名  Kale, Borecole; Collard

Kale   2024/02/10 薬用植物園
2024/04/07 同上 

Collard   2024/02/10 薬用植物園
2024/04/07 同上 

 Brassica oleracea のさまざまな品種うち、キャベツ類と共に最も古く栽培化されたグループ。野生型のヤセイカンラン var. oleracea(var.sylvestris; 野甘藍; E.Wild cabbage)に近く、結球しない。葉が縮れるものをケール Kale(ハゴロモカンラン;羽衣甘藍 yŭyīgānlán)、平坦なものをカラド Collard (カキバカンラン;寛葉羽衣甘藍 kuānyè yŭyīgānlán)と呼ぶ(ただし、日本では厳密に言い分けることをせず、ケールと総称する)。
 日本で江戸時代に ケールから改良した観葉植物に、ハボタン f. tricolor(羽衣甘藍・彩葉甘藍・葉牡丹;E.Ornamental cabbage)がある。  

 アブラナ属 Brassica(蕓薹 yúntái 屬)の植物については、アブラナ属を見よ。 

  

 グートブリテン島・フランス・スペインの原産。世界各地で栽培。
 日本には江戸時代に入り、園芸品のハボタンが生みだされたが、蔬菜としては定着しなかった。 明治時代にあらためて導入され、近年は 青汁の原料として広く栽培されている。 

  




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