ゆず (柚子) 
 
  
    
      | 学名   | 
       Citrus junos | 
     
    
      | 日本名 | 
       ユズ | 
     
    
      | 科名(日本名) | 
       ミカン科 | 
     
    
      |   日本語別名 | 
       オニタチバナ(鬼橘)、ユノス(柚の酢 中国・四国) | 
     
    
      | 漢名 | 
       香橙(コウトウ,xiāngchéng) | 
     
    
      | 科名(漢名) | 
       芸香(ウンコウ,yúnxiāng)科 | 
     
    
      |   漢語別名 | 
       蟹橙(カイトウ,xièchéng) | 
     
    
      | 英名 | 
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      | 2007/05/18 跡見学園女子大学新座キャンパス | 
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      2008/11/19 同左 | 
     
    
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            | 辨 | 
             ミカン属 Citrus(柑橘 gānjú 屬)については、ミカン属を見よ。 | 
           
          
            | 訓 | 
             「和名ハ柚酸ノ意ニシテ柚ハ樹名、酸ハ其果味ノ酸キニ基ヅク」(『牧野日本植物図鑑』)。 | 
           
          
             漢名の柚(ユウ,yòu)は、ブンタン(ザボン)。 
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             『倭名類聚抄』柚に、「和名由」と。 
             小野蘭山『本草綱目啓蒙』柚に、「ユ和名鈔 ユズ筑前雲州 イズ雲州 ホンユ阿州 モチユ同上 カウトウ中国」と。 | 
           
          
            |  種小名は、和名別名ユノスから。 | 
           
          
            | 説 | 
             長江上流域原産。今日では 長江流域以南・五嶺以北に分布。 
             中国では、果皮を薬用にし、種子から油を採り、また 柑橘類の樹木の台木にする。 
             日本には平安時代初期までに入り、今日では広く東北以南で栽培、酸味と香気を調味料とする。 | 
           
          
            | 誌 | 
             『花壇地錦抄』(1695)巻三「柑(かう)るひ」に、「柚子(ゆづ) つねのゆなり。是ニ石柚といふあり、わろし。又とこゆハちいさく、すし。花ゆ共云」「橘柚(きんゆ) ゆづのごとくニて又くねんぼの味あり。あるいハ山椒の香(か)もあり。さつまくねんぼ共云」と。 | 
           
          
            |  日本料理で、吸口を昔は鴨頭(コウトウ)と称したのは、「青柚の皮を汁に浮かせた形が、鴨の水に入って青い首を出した態に似たから」(本山荻舟『飲食事典』)。   | 
           
        
       
      
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