うおとりぎ (魚捕木)

学名  Grewia biloba var. parviflora
日本名  ウオトリギ
科名(日本名)  アオイ科
  日本語別名  
漢名  小花扁擔杆(ショウカヘンタンカン, xiăohuā biăndāngān)
科名(漢名)  錦葵(キンキ,jĭnkuí)科
  漢語別名  扁擔木(ヘンタンボク,biandanmu)、小葉扁擔木、孩兒拳頭、葛妃麻、棉筋條
英名  
2007/05/03 薬用植物園
2006/06/22 同上
2007/07/21 同上
2004/08/24 同上
2007/10/08 同上
2006/10/28 同上
2023/12/03 同上 
2006/01/15 同上 2006/02/19 同上
  ウオトリギ属 Grewia(扁擔杆 biăndāngān 屬)には、旧世界の熱帯・亜熱帯・太平洋に約280-300種がある。

  G. abutilifolia(苘麻葉扁擔杆・膠木・散麻樹)
 苘麻(ケイマ,qĭngma)はイチビ
  G. biloba
    アツバウオトリギ var. biloba(扁擔杆・娃娃拳・麻糖果・月亮皮・葛荊麻)
         
臺灣・安徽・浙江・江西・湖南・廣東・四川産 
    ウオトリギ var. parviflora(扁擔木) 
    var. microphylla(小葉扁擔杆) 
  G. eriocarpa(毛果扁擔杆・杠木・山麻樹) 臺灣・兩廣・雲貴・東南アジア・インド産 『雲南の植物Ⅲ』94
  G. oligandra(寡蕊扁擔杆・狗核樹)
 兩廣・インドシナ産 『中国本草図録』Ⅹ/4736
  ヒシバウオトリギ G. rhombifolia
 琉球・臺灣産 絶滅危惧IA類(CR,環境省RedList2020) 
   
 アオイ科 Malvaceae(錦葵 jĭnkuí 科)については、アオイ科を見よ。
 和名にかかわらず、魚を捕えるのに使うということは、知られていない。
 朝鮮(北部)・遼寧・華北・華東・兩湖・四川・貴州・雲南に分布。
 樹皮から繊維を採り、また観賞用に植栽する。
 中国では、アツバウオトリギ及びウオトリギの根・全株を薬用にする。『全国中草葯匯編』上/565

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