おがたまのき (小賀玉木)

 学名  Michelia compressa
 日本名  オガタマノキ
 科名(日本名)  モクレン科
   日本語別名  
 漢名  臺灣含笑(タイワンガンショウ,taiwan hanxiao)
 科名(漢名)  木蘭(ボクラン,mulan)科
   漢語別名  
 英名  

2010/05/28 神代植物公園



 臺灣に産するものは、タイワンオガタマ var. formosana(M.formosana;臺灣白蘭花)として区別する。

 オガタマノキ属 Michelia(含笑屬)には、東アジア・東南アジアに約45種がある。
   ギンコウボク
(ギョクラン) M.×alba(白蘭・白玉蘭・銀厚朴・緬桂)
   M. balansae(苦梓含笑)
   M. bodinieri(黄心夜合)
   M. cavaleriei(平伐含笑)
   キンコウボク M. champaca(黄蘭・黄緬桂・瞻蔔・白蘭花・金厚朴・黄緬桂)
   M. chapensis(樂昌含笑)
   オガタマノキ
(タマノキ) M. compressa(臺灣含笑)
   M. crassipes(紫花含笑)
   M. doltsopa(南亞含笑)
   カラタネオガタマ
(トウオガタマ) M. figo(M.fuscata;含笑花)
   M. floribunda(多花含笑)
 『雲南の植物Ⅲ』40
   M. foveolata(金葉含笑)
   M. fulgens(亮葉含笑)
   M. hedyosperma(香子含笑)
   M. longistamina(長蕊含笑)
   ハナヨイオガタマ M. macclurei(醉香含笑)
   M. magnifica(壯麗含笑)
   M. martinii(黄心夜合)
   M. maudiae(深山含笑・莫夫人含笑)
   M. mediocris(白花含笑)
   M. montana
インドネシア産
   M. platypetala(闊瓣白蘭花)
   M. shiluensis(石碌含笑)
   M. skinneriana(野含笑)
   M. szechuanica(川含笑)
   M. tsoi(樂昌含笑)
   M. velutina(絨葉含笑)
   M. wilsonii(峨嵋含笑)
   ウンナンオガタマノキ M. yunnanensis(雲南含笑・皮袋香・羊皮袋・山辛夷・山梔子)
      
『雲南の植物』102・『雲南の植物Ⅱ』46・『中国本草図録』Ⅴ/2103  

 モクレン科 Magnoliaceae(木蘭科)については、モクレン科を見よ。

 オガタマは、オガ(小香)のあるタマ(タブ・タモ・タビ)の木の意であろう、という(日野巌)
 一に小賀玉・小香玉と書き、大きな赤い種に基づくという。
 また一説に招霊(おきたま)の転訛という。すなわち神前に供えて神霊を招
(を)くのに用いたといい、一説に榊は本当はこの木のことだともいう。
 いずれも後世の伝か。

 属名は、イタリアの植物学者 P.Micheli(1818-1871)に因む。

 日本(本州関東以西の太平洋岸・四国・九州・琉球)・臺灣・フィリピンに分布。

 花に芳香がある。

 日本では、しばしば神社や庭園に植える。

 
   みよしののよしのの瀧にうかびいづるあわをがたまの消ゆと見ゆらん
      
(紀友則、『古今集』10物名)
 


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