たぶのき 

学名  Machilus thunbergii
日本名  タブノキ
科名(日本名)  クスノキ科
  日本語別名  イヌグス(犬樟)、タモノキ、ほか約100の地方名がある
漢名  紅楠(コウナン,hongnan)
科名(漢名)  樟(ショウ,zhang)科
  漢語別名  小楠(ショウナン,xiaonan)、猪脚楠(チョキャクナンzhujiaonan)、楠仔木(ナンシボク,nanzimu)、楠柴(ナンサイ,nanchai)、烏樟・釣樟
英名  
2010/05/28 深大寺(調布市)


 タブノキ属 Machilus(楨楠屬)には、熱帯・亜熱帯アジアを中心に約60種がある。
   オガサワラアオグス
(ムニンイヌグス・テリハコブガシ) M. boninense
   M. bournei(Phoebe bournei;閩楠・毛絲楨楠)
   M. chinensis(黄槁・八角楠・芳槁樹・山椒果)
   M. grijsii(黄絨潤楠・黄楠)
   M. ichangensis(宜昌潤楠・大葉楠・竹葉楠・豪樟)
   アオガシ
(ホソバダブ) M. japonica
   コブガシ M. kobu
   M. leptophylla(落葉楨楠・薄葉潤楠・大葉楠・華東楠)
   M. microcarpa(潤楠・毛楠)
   M. oreophila(建楠)
   M.pauhoi(刨花楠・粘柴・鼻涕楠・羅楠柴・刨花)
   M. salicina(柳葉潤楠)
   タブノキ
(イヌグス) M. thunbergii(紅楠・小楠・猪脚楠・楠仔木・楠柴)
   M. velutina(絨毛潤楠・猴高鐵・香膠木・牛較鐵樹)
   M. yunnanensis(var. duclouxii,M.bracteata;滇楨楠・滇池潤楠) 
 クスノキ科 Lauraceae(樟科)については、クスノキ科を見よ。
 
 日本(本州・四国・九州)・朝鮮(南部)・沖縄・臺灣・中国(華中・華南)に分布。
 暖帯林を構成する 照葉樹の一。
 材は堅いので、家具・建築などに用いる。樹皮を褐色の染料とし、葉・樹皮から取るタブ粉は線香の固型材とする。
 中国では、根皮・樹皮を薬用にする。
 『万葉集』18/4159に、大伴家持の「渋谿埼を過ぎて、巌の上の樹を見る歌一首」が載り、その割注に「樹の名はつまま(都万麻)なり」とある。

   磯の上のつままを見れば根を延
(は)へて年深からし神さびにけり

 このつままは、ダブノキだろうと推定されている。 


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