のうぜんかずら (凌霄蔓) 

学名  Campsis grandiflora (C. chinensis)
日本名  ノウゼンカズラ
科名(日本名)  ノウゼンカズラ科
  日本語別名  
漢名  凌霄花(リョウショウカ,lingxiaohua)
科名(漢名)  紫葳(シイ,ziwei)科
  漢語別名  苕(チョウ,tiao)・陵苕、紫葳(シイ,ziwei)・茈葳、女葳花(ジョイカ,nüweihua)、杜靈霄花、上樹蜈蚣、碎骨風、鬼目(キモク,guimu)
英名  Chinese(Great) trumpet creeper
2007/07/16 神代植物公園

 ノウゼンカズラ科 Bignoniaceae(紫葳科)には、約108-120属650-900種がある。
   Bignonia(紫葳屬)
1種
     ツリガネカズラ B. capleolata(紫葳藤)
   ノウゼンカズラ属 Campsis(凌霄屬)
   キササゲ属 Catalpa(梓樹屬)
   Incarvillea(角蒿屬)
西アジア・中央アジア・中国に分布
     I. arguta(毛子草)
『雲南の植物』191
     I. compacta(全緣角蒿)
     インカルビレア I. delavayi 『雲南の植物』192
     I. forrestii
 『雲南の植物』192
     オオバナハナゴマ I. grandiflora
     I. lutea(黄花角蒿)
 『雲南の植物』192
     I. mairei(滇川角蒿)『週刊朝日百科 植物の世界』2-149・『雲南の植物』194
     ハナゴマ I. sinensis(角蒿)
       ハナゴマ ssp. variabilis(叢枝角蒿)
     I. younghusbandii
『週刊朝日百科 植物の世界』2-149
     I. zhongdianensis
 『雲南の植物』195
   Jacaranda(藍花楹属)
     ジャカランダ J. mimosaefolia(藍花楹)
   ソーセージノキ属 Kigelia 
アフリカに3種
     ソーセージノキ K. pinnata
   Markhamia(猫尾樹屬)
     M. cauda-felina(猫尾木)
   Mayodendron(火燒花屬)
     M. igneum(火燒花)
   Millingtonia(烟筒花屬)
     M. hortensis(烟筒花)
   Oroxylum(木蝴蝶屬・千張紙屬)
1種
     O. indicum(Bignonia indica;木蝴蝶・千張紙・千層紙・白玉紙)
        
『中薬志Ⅱ』pp.53-55、『週刊朝日百科 植物の世界』2-150
   ソケイノウゼン属 Pandorea(粉花凌霄屬)
     ソケイノウゼン
(ナンテンソケイ) P. jasminoides(粉花凌霄)
        
オーストラリア東北部原産
     P. pandorana
   ロウソクノキ属 Parmentiera 
中央アメリカに10種
   Radermachera(萊豆樹屬)
     R. sinica(萊豆樹)
   カエンボク属 Spathodea(火焰樹屬)
     カエンボク S. campanulata(火焰樹・苞萼木)
熱帯アフリカ原産、熱帯各地で栽培
   Stereospermum(羽葉楸屬)
     S. tetragonum(羽葉楸)
   ヒメノウゼンカズラ属 Tecomaria(黄鐘花屬)
     ヒメノウゼンカズラ T. capensis(Tecomaria capensis,Bignonia capensis;
        鐵角凌霄・硬骨凌霄)
     T. stans(黄鐘花) 
 ノウゼンカズラ属 Campsis(凌霄屬)には、次の2種がある。
   ノウゼンカズラ C. grandiflora(C. chinensis;凌霄花)
   アメリカノウゼンカズラ
(コノウゼン) C. radicans(硬骨凌霄) 
 ノウゼンは、凌霄の音の訛りかという。リョウセウ→ノウセウ→ノウゼン。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)紫威に、「和名乃宇世宇、一名末加也岐」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)陵苕に「和名末加夜木、一云農世宇」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』14(1806)紫葳に、「ノセウ
和名鈔 マカヤキ同上 ノウゼンカヅラ」と。
 漢語の茈・紫・柴の字については、ムラサキの訓を見よ。
 漢語の苕(チョウ,tiao)は、普通は本種を指すが、一にアキノタムラソウを指す。また、クサフジを苕子(チョウシ,tiaozi)と呼ぶ。
 中国(河北・河南・陝西・山東・安徽・江蘇・浙江・福建・江西芽兩湖・兩廣・貴州・雲南)に分布。
 日本には、9世紀までに渡来。
 花・蕾は有毒。
 中国では、花を凌霄花と呼び、根を紫葳根と呼び、茎・葉を紫葳莖葉と呼び、それぞれ薬用にする。『中薬志Ⅲ』pp.358-361 
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「藤桂のるひ」に、「凌霄(のふせん) かつらにて木ニまとひ付。花ハ赤ク、大りんなり」と。
 
  久米寺
(くめでら)の凌霄花(のうぜんかづら)の蜂のおと思ひいでなむ静かなる時もがも
    
(1930「飛鳥」,斎藤茂吉『たかはら』) 
 

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