もくげんじ (木槵子)

学名  Koelreuteria paniculata
日本名  モクゲンジ
科名(日本名)  ムクロジ科
  日本語別名  センダンバノボダイジュ(栴檀葉菩提樹)
漢名  欒樹(ランジュ,luánshù)
科名(漢名)  無患子(ブカンシ, wúhuànzĭ)科
  漢語別名  木欒・木欒子(ボクランシ,mùluánzĭ)・欒華、石欒樹、黑色葉樹・黑葉樹、木欄牙、山茶葉
英名  
2023/06/21 植物多様性センター

2010/08/21 富山県中央植物園

 モクゲンジ属 Koelreuteria(欒 luán 屬)には、東アジアを中心に3-4種がある。

  オオモクゲンジ K. bipinnata (複羽葉欒樹) 『雲南の植物Ⅲ』199
    var. integrifoliola (K.integrifoliola;全緣葉欒樹・黃山欒樹・山膀胱)
         
華東・兩湖・兩廣・貴州産 
  K. elegans
    subsp. elegans(秀麗欒)
南太平洋フィジー諸島産
    タイワンモクゲンジ subsp. formosana(K. henryi;臺灣欒樹)
臺灣産 
  モクゲンジ
(センダンバノボダイジュ) K. paniculata (欒樹・木欒・黑色葉樹)
         
『中国本草図録』Ⅱ/0687
     ウスギモクゲンジ f. miyagiensis 石巻産 
   
 ムクロジ科 SAPINDACEAE(無患子 wúhuànzĭ 科)については、ムクロジ科を見よ。
 モクゲンジとムクロジの和名・漢名については、ムクロジの訓を見よ。
『倭名類聚抄』木欒子に「無久礼迩之乃木」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』
(1806)31に、欒華は「センダン葉ノボダイジユノハナ 木名ムクレニシノキ和名鈔 センダン葉ノボダイジユ ドジヤウノキ丹波」と。
 本州・隠岐・対馬・朝鮮・遼寧・吉林・黑龍江・華北・陝甘・華東・兩湖・西南に分布。
 種子から数珠を作ることから、しばしば寺に植えられる。


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