みつまた (三椏・三叉) 

学名  Edgeworthia chrysantha (=E.papyrifera,E.tomentosa)
日本名  ミツマタ
科名(日本名)  ジンチョウゲ科
  日本語別名  ムスビギ、ジュズブサ、ヤナギ
漢名  結香(ケツコウ,jiexiang)
科名(漢名)  瑞香(ズイコウ,ruixiang)科
  漢語別名  黄瑞香(コウズイコウ,huangruixiang)、打結花(ダケツカ,dajiehua)、夢花(ムカ,menghua)、雪裏開(セツリカイ,xuelikai)
英名  Paper bush
2005/01/11 跡見学園女子大学 2005/12/20
2005/03/25
2005/07/28

2018/03/15 神代植物公園
2006/10/19 神代植物公園

 ミツマタ属 Edgeworthia(結香屬)には、次のようなものがある。
   ミツマタ E. chrysantha(E.papyrifera,E.tomentosa;結香・黄瑞香・打結花・
        夢花・雪裏開)
   E. gardneri(滇結香・構皮樹)
 雲南西部に分布 
 ジンチョウゲ科については、ジンチョウゲ科を見よ。
 
 中国(河南・陝西・長江流域以南)・臺灣・インドシナ・ビルマ・ヒマラヤに分布。
 日本には慶長
(1596-1614)年間までに中国より渡来。
 ヨーロッパには、1845年ころフォーチュンが紹介し、イギリスのキュウ植物園に植えられた。今日では、世界中で観賞用に植栽する。
 樹皮から繊維をとり、紙・人造綿などを作る。
 中国では、花の蕾を新蒙花・蒙花珠と呼び、密蒙花(ワタフジウツギ Buddleia officinalis)と同様に薬用にする。
『中薬志Ⅲ』p.364 
 日本では、慶長3年(1598)3月4日徳川氏が伊豆修善寺村につかわした文書の中に、紙料としてミツマタの名が見える。従って、ミツマタが中国から渡来したのはこの時以前。
 天明
(1781-1789)のころから三椏和紙(静岡の駿河半紙)が量産されるようになり、明治15年(1882)ころからこれで紙幣を作るようになって、広く宮城県以南の各地で栽培された。
 一説に、『万葉集』に詠われるさきくさ(三枝)は ミツマタであるとする。ただし、この説の最大の弱点は、ミツマタの渡来時期にあろう。
 さきくさを見よ。 

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