みかいどう (実海棠) 

学名  Malus micromalus
日本名  ミカイドウ
科名(日本名)  バラ科
  日本語別名  カイドウ、ナガサキリンゴ
漢名  西府海棠(セイフカイトウ,xifuhaitang)
科名(漢名)  薔薇(ショウビ,qiangwei)科
  漢語別名  子母海棠(zimuhaitang)、小果海棠(xiaoguohaitang)、梨花海棠(lihuahaitang)、海棠梨、南京海棠、海紅(カイコウ,haihong)
英名  Small fruit crabapple, Kaido crabapple
『中国本草図録』Ⅹ/4627(?)・『週刊朝日百科 植物の世界』5-152・『日本の野生植物』木本Ⅰ/pl.249参照
 花は、淡紅色、径3-4cm。花柄は2-3cm、垂れない乃至やや垂れる。
 果実は球形、径1-2cm、黄褐色に熟す。食用。
 リンゴ属 Malus(蘋果屬)の植物については、リンゴ属を見よ。
 和名のカイドウは漢語の海棠の音。ミカイドウとは実の生るカイドウ、ハナカイドウに対して言う。
 また長崎から伝わったと考えられたので、ナガサキリンゴという。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』26(1806)に、「海紅 カイドウ 通名」と。
 漢名の海棠については、リンゴ属を見よ。
 中国原産、華北・東北・西北・雲南に分布。ホンカイドウ M. spectabilis(海棠)とマンシュウズミ M. baccata(山荊子)の雑種。
 日本には室町時代に渡来、各地で栽培した。江戸時代にカイドウと言えば、本種を指した。
 完熟した果実は、生食しあるいは加工して食用にする。リンゴ M. pumila の台木として用いられる。
 中国文化における海棠については、ホンカイドウを見よ。
 日本における海棠の語の初見は『下学集』(1444)
 『花壇地錦抄』(1695)には、海棠・杜子美
(としみ)・実海棠の三種をあげる。
 
     海棠や白粉に紅をあやまてる(蕪村)
 

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