またたび 

学名  Actinidia polygama
日本名  マタタビ
科名(日本名)  マタタビ科
  日本語別名  ナツウメ
漢名  木天蓼(ボクテンリョウ,mutianliao)
科名(漢名)  獼猴桃(ビコウトウ,mihoutao)科
  漢語別名  天蓼、木蓼、葛棗(カツソウ,gezao)、金蓮枝、含水藤、
英名  
2007/05/03 薬用植物園

2007/05/26 同上

2007/06/07 同上
 


 マタタビ科(サルナシ科) Actinidiaceae(獼猴桃科)には、4属約350種がある。
   マタタビ属 Actinidia(獼猴桃屬)
   Clematoclethra(藤山柳屬)
     C. lasioclada(藤山柳・鐵綫山柳)
     C. scandens(剛毛藤山柳)
   タカサゴシラタマ属 Saurauia(水東哥屬) 
約300種
     S. nanaulensis(錐序水東哥)
     タカサゴシラタマ
(広義) S. tristyla
       タカサゴシラタマ var. oldhami(S.oldhami, S.kawagoeana;水東哥)
   Sladenia(毒藥樹屬)
     S. celastrifolia(毒藥樹)

 タカサゴシラタマ属は、独立の科 Saurauiaceae とすることがある。 
 マタタビ属 Actinidia(獼猴桃屬)には、東・東南アジア・ヒマラヤに約35種がある。
   サルナシ A. arguta(軟棗獼猴桃・軟棗子・藤瓜)
     コクワ var. platyphylla
     サビサルナシ var. rifinervis
     ウラジロサルナシ var. hypoleuca
   タイワンサルナシ A. callosa(var.formosana;京梨・山羊桃)
 『雲南の植物Ⅱ』97
   シナサルナシ
(オニマタタビ・キウイフルーツ)A. chinensis(獼猴桃)
   A. coriacca(革葉獼猴桃・秤■
{石偏に它}梨,chengtuoli)
   A. eriantha(A. davidii;毛花楊桃・毛冬瓜)
   A. fortunatii(光尊獼猴桃)
   A. fulvicosma(棕毛獼猴桃)
   A. glaucocallosa(粉葉獼猴桃) 『雲南の植物Ⅱ』97
   A. hemsleyana(長葉獼猴桃)
   ミヤママタタビ A. kolomikta(狗棗獼猴桃・狗棗子)
 『中国本草図録』Ⅳ/1743
   A. lanceolata(小葉獼猴桃)
   A. latifolia(寛葉獼猴桃・闊葉獼猴桃・紅蔕蛇・羊奶子) 『中国本草図録』Ⅹ/4743
   A. liangguangensis(兩廣獼猴桃・魚網藤)
 『中国本草図録』Ⅹ/4744
   A. melanandra(黑蕊羊桃)
   A. melliana(美麗備獼猴桃・毛蟲藥) 『中国本草図録』Ⅹ/4745
   マタタビ A. polygama(木天蓼・葛棗)
   A. purpurea(羊奶奶・小羊桃)
   シマサルナシ
(ナシカズラ) A. rufa
   A. tetramera(四萼獼猴桃)
   A. valvata(鑷合獼猴桃・猫人參) 
 和名は、アイヌ語のマタタムブからという(牧野)。
 深江輔仁『本草和名』(ca.918)木天蓼に、「和名和多ゝ比」と。
 源順『倭名類聚抄』
(ca.934)木天蓼に「和名和太々非」と。
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』
(1806)32木天蓼に、「ワタゝビ和名鈔 マタゝビ コツラ越前 ハンザウノキ播州 ナツウメ」と。
 日本・朝鮮・中国・南千島・サハリン・ウスリーに分布。
 虫こぶ(虫癭)のできた果実を 薬用にする。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「藤桂のるひ」に、「木天蓼(またゝひ) 葉ハゑの木(エノキ)のごとく、かづらなり。料理ニ用ル」と。

  またたびの花たづねゆく川原ぎし酢川はここに堰かれつつあり
    (1945「疎開漫吟」,齋藤茂吉『小園』)
  またたびの実を秋の光に干しなめて香
(か)にたつそばに暫し居るなり
    
(1946,齋藤茂吉『白き山』) 
 


跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
跡見群芳譜トップ モクゲンジ イチイ アブラチャン タチバナ イロハカエデ 樹木譜index