くろちく (黒竹) 

学名  Phyllostachys nigra
日本名  クロチク
科名(日本名)  イネ科
  日本語別名  シチク(紫竹)
漢名  紫竹(シチク,zĭzhú)
科名(漢名)  禾本(カホン,héběn)科
  漢語別名  黑竹(コクチク,hēizhú)、烏竹(ウチク,wūzhú)
英名  Black bamboo
2023/07/21 蓼科笹類植物園「笹離宮」 

2009/01/06 神代植物公園

 Phyllostachys nigra には、次のような種内分類群がある。
 
  キンメイハチク 'Flavescens'
  サカサダケ 'Pendula'
  ウンモンチク(タンバモンチク) f. boryana
  ハチク var. henonis(淡竹・甘竹・平竹・毛金竹)
  クロチク var. nigra(紫竹・黑竹・烏竹)
   
 マダケ属 Phyllostachys(剛竹 gāngzhú 屬)については、マダケ属を見よ。
 和名・漢名・学名とも、稈が黒紫色であることから。
 漢土原産。稈は初め緑色、翌年から次第に黒紫色の斑点から全面が黒く変り、3年目には全体が黒くなる。
 観賞用に植えるほか、笛などの工芸品の材料にする。
 『花壇地錦抄』(1695)巻三「竹のるひ」に、「紫竹(しちく) むらさきいろのやうに見ゆる」と。

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