こくてんぎ (黒檀木)

学名  Euonymus carnosus (E.tanakae, E.batakanensis)
日本名  コクテンギ
科名(日本名)  ニシキギ科
  日本語別名  クロトチュウ(黒杜仲)
漢名  肉花衞矛(ニクカエイボウ, ròuhuā wèimáo)
科名(漢名)  衞矛(エイボウ,wèimáo)科
  漢語別名  野杜仲、四稜子
英名  
2008/05/22 薬用植物園
2007/12/25 薬用植物園
 ニシキギ属 Euonymus(衞矛 wèimáo 屬)については、ニシキギ属を見よ。
 「和名こくてんぎハ黒檀木ノ轉訛。くろとちゅうハ黑杜仲ニシテ杜仲ハ一種ノ樹名ナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。
 ただし、黒檀
(こくたん)は、カキノキ属 Diospyros(柿樹屬)のうち、熱帯アジアに産する幾つかの樹木の総称で、良質な材であるいわゆる唐木(からき)の一。なかんづくコクタン(黒檀)と呼ばれるものは Diospyros ebenum、漢名は烏木(ウボク, wūmù)。いずれにせよ、コクテンギとは関係はない。
 熊本・鹿児島・琉球・臺灣・華東・兩湖に分布。
 中国では、本種及び E. grandiflorus(大花衞矛)の根を痰薬と呼び、薬用にする。また本種の樹皮を杜仲の代用にする。

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