こくさぎ (小臭木)
学名 |
Orixa japonica |
日本名 |
コクサギ |
科名(日本名) |
ミカン科 |
日本語別名 |
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漢名 |
臭常山(シュウジョウサン, chòuchángshān) |
科名(漢名) |
芸香(ウンコウ,yúnxiāng)科 |
漢語別名 |
臭山羊、日本常山(ニホンジョウザン,riben changshan)、和常山 |
英名 |
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2024/03/27 植物多様性センター |
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雄株 2023/03/15 神代植物公園 |
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雄株、雄花 2020/03/20 神代植物公園 |
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雄株、雄花 2007/04/06 薬用植物園 |
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雌株、雌花 2023/3/29 神代植物公園 |
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2008/04/29 同上 |
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2023/05/25 神代植物公園 |
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2023/09/13 同上 |
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2023/12/02 神代植物公園 |
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2024/02/14 神代植物公園 |
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辨 |
コクサギ属 Orixa(臭常山 chòuchángshān 屬)は、1属1種。
コクサギ Orixa japonica(臭常山)
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ミカン科 Rutaceae(芸香 yúnxiāng 科)については、ミカン科を見よ。 |
訓 |
「和名小臭木ハくさぎノ如キ臭氣アリテ小木ナルヨリ云フ」(『牧野日本植物圖鑑』)。なお、クサギはシソ科の落葉樹。 |
小野蘭山『本草綱目啓蒙』13(1806)常山に、「コクサギ ノグサ城州鞍馬 クサギ羽州 ヂヤウザン同上 ヘミノチヤ越前 トモメ藝州 トウメウ備前播州 チヤビシヤギ阿州 センズイ熊野 常山」と。但し、常山(ジョウサン,chángshān)はアジサイ科のジョウザンアジサイ Dichroa febrifuga(黃常山)であり、コクサギではない。 |
属名は、ツンベリー C.P.Thunberg,1743-1828 が、片仮名のコクサギを見誤ってオリサギと読んだことから、という。 |
説 |
本州・四国・九州・朝鮮・河南・華東・兩湖・西南に分布。雌雄異株。
植物体にカンフェンとリナロールを含み、悪臭がある。 |
誌 |
根・茎・葉を薬用にする。 |
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