いたやかえで (板屋かえで) 

学名  A. mono var. marmoratum f. dissectum
日本名  イタヤカエデ
科名(日本名)  カエデ科
  日本語別名  トキワカエデ、ツタモミジ、イタヤ・イタヤギ、ハナ・ハナノキ
漢名  地錦槭(チキンシュク,dijinqi)
科名(漢名)  槭樹(シュクジュ,qishu)科
  漢語別名  水色樹(スイショクジュ,shuiseshu)、色木槭(シキボクシュク,semuqi)、色木(シキボク,semu)、五龍皮(ゴリョウヒ,wulongpi)
英名  Painted maple

2007/04/29 神代植物公園

2010/05/28 神代植物公園

2007/05/22 小石川植物園

 Acer mono には、地方により多くの変種があり、「もともとのイタヤカエデが厳密にどれを指すのかは特定は難しい」(牧野)。また、諸書により、必ずしも記述が一定しない。主なものは、
   イタヤカエデ var. marmoratum
     フイリイタヤカエデ f. marmoratum
葉が斑入り、栽培品
     イタヤカエデ f. heterophyllum
     エンコウカエデ
(アサヒカエデ) f. dissectum
   エゾイタヤ
(オオエゾイタヤ) var. glabrum 又は var.mono
   アカイタヤ(ベニイタヤ) var. mayrii
   オニイタヤ
(ケイタヤ)  var. ambiguum
   ウラゲエンコウカエデ var. connivens
   タイシャクイタヤ var. taishakuense
   ウラジロイタヤ var. glaucum
   イトマキイタヤ
(モトゲイタヤ) var. trichobasis 
 イタヤカエデ類の葉の形については、「イタヤカエデ類、ミネカエデ類およびイロハモミジ類の葉形と葉脚」(佐竹ほか『日本の野生植物 木本II』p.14)を見よ。
 日本・中国で見られるおもなカエデ(モミジ)類については、もみじを見よ。
 イタヤカエデと呼ぶ木には、次の2種がある。
   トキワカエデ 俚称イタヤ・イタヤギ、別名ハナ・ハナノキ
   ハウチワカエデ 別名メイゲツカエデ
 『花壇地錦抄』(1695)に「板屋(いたや) 葉十二ひとへのごとくにて大キサ四五寸ほどもある物大木の下ニハ雨もらざるよし」と。
 『増補地錦抄』(1710)に、「名月(めいげつ)、一名いたや楓・・・葉形切数多十二ひとへのごとく随分大キなる事外になし葉多く付キたる木の下は雨露ももらぬといふ心にや板家(いたや)楓と号(なつく)もよき見たて・・・」と。
ただし、名月はハウチワカエデ 
 漢名は、種に対するもの。
 日本・朝鮮・中国(東北)・シベリア東部・サハリンに分布。
 葉に鋸歯が無い。もみじは黄色。
 


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