ぼだいじゅ (菩提樹) 

学名  Tilia miqueliana
日本名  ボダイジュ(菩提樹)
科名(日本名)  アオイ科
  日本語別名  
漢名  南京椴(ナンケイタン,nánjīngduàn,なんきんたん)
科名(漢名)  錦葵(キンキ,jĭnkuí)科
  漢語別名  白椴(ハクタン,baiduan)、菩提樹(ボダイジュ,pútíshù)
英名  
2007/04/29 神代植物公園

2007/05/08 小石川植物園
2007/07/31 高尾山薬王院
 日本・中国で 菩提樹と呼ぶ木については、ぼだいじゅ(菩提樹)を見よ。
 シナノキ属 Tilia(椴 duàn 屬)の植物については、シナノキ属を見よ。
 和名は漢名から。菩提樹の名の由来については、ぼだいじゅ(菩提樹)を見よ。
 安徽・江蘇・浙江・江西・廣東に分布。
 日本には、仁安3年
(1168)栄西が中国天台山から持ち帰ったものと伝える。各地の寺院に植栽。
 菩提樹とは、元来仏教用語であり、聖樹の一。
 仏教では、「悟った人」(仏 Buddha・如来)が、その下で「悟り」bodhi(菩提)を開いた〔成道〕樹木を、「悟りの木」bodhi-vrksa あるいは bodhi-druma(ともに菩提樹)と呼ぶ。釈尊は、インドボダイジュの下で悟りを開いたので、インドボダイジュは釈尊の菩提樹である。
 中国ではインドボダイジュが育たないので、このボダイジュを菩提樹の代用とした。

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