辨 |
Pyrus ussuriensis には、次のような種内分類群がある。
アオナシ var. hondoensis
ミチノクナシ(イワテヤマナシ・ホクシヤマナシ) var. ussuriensis(P.aromatica;
秋子梨・酸梨・沙果梨・野梨・青梨・山梨) 果実は直径2-3cm
岩手・朝鮮・極東ロシア・遼寧・吉林・黑龍江・内蒙古・華北・山東・陝甘産
遼寧・吉林・黑龍江・華北・西北では食用に栽培、多くの品種(シナナシ・チュウゴクナシ)がある
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日本のナシ P. pyrifolia は別種。 |
ナシ属 Pyrus(梨 lí 屬)の植物については、ナシ属を見よ。 |
訓 |
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説 |
群馬・長野・山梨・静岡に分布。
果実は球形または扁球形、直径2-4cm、熟しても緑色。 |
誌 |
『花壇地錦抄』(1695)巻三「梨子(なし)るひ」に、「靑梨子 色あをく長し」と。 |