あきぐみ (秋茱萸)

 学名  Elaeagnus umbellata var. umbellata 
 和名  アキグミ 
 科名(和)  グミ科 
  別名(和)   
 漢名  牛奶子(ギュウダイシ,niúnăizĭ) 
 科名(漢)  胡頽子(コタイシ,hútuízĭ)科 
  別名(漢)   
 英名   

     2021/04/09 小平市 玉川上水緑地
 
 

2021/10/28 同上 
2021/12/02 同上

 Elaeagnus umbellata には、次のような種内分類群がある。

  アキグミ var. umbellata(牛奶子・甜棗・麥粒子)
         
『雲南の植物Ⅱ』168・『中国本草図録』Ⅰ/0222。本草綱目啓蒙32胡頽子条
  カラアキグミ var. coreana
  マルバアキグミ var. rotundifolia
本州(宮城以西)・四国・九州・琉球産
   

 グミ属 Elaeagnus(胡頽子 hútuízĭ 屬)については、グミ属を見よ。   

 和名アキグミは、初夏に実が熟すナツグミに対して、晩秋に実が熟すことから。

 北海道・本州・四国・九州・奄美・朝鮮・遼寧・華北・華東・湖北・西北・四川・貴州・雲南・チベット・ヒマラヤに分布。 

 中国では、果実は生食し、酒・ジャムを作る。葉からはワタアブラムシを殺す農薬を作る。
 果・根・葉は薬用にする。 


  秋茱萸のくれなゐの実は山がはの淵に立てればこの夕べ見つ
     (1936「上松発」,斎藤茂吉『暁紅』)
  


マルバアキグミ var. rotundifolia
   2024/03/03 植物多様性センター
   
   2024/04/25 同上

跡見群芳譜 Top ↑Page Top
Copyright (C) 2006- SHIMADA Hidemasa.  All Rights reserved.
跡見群芳譜トップ モクゲンジ イチイ アブラチャン タチバナ イロハカエデ 樹木譜index