ゆすらうめ

 学名  Cerasus tomentosa (Prunus tomentosa)
 和名  ユスラウメ
 科名(和)  バラ科
  別名(和)  ユスラ、コユスラ、ヤマユスラ
 漢名  毛櫻桃(モウオウトウ,maoyingtao)
 科名(漢)  薔薇(ショウビ,qiangwei)科
  別名(漢)  山豆子(サントウシ,shandouzi)・山櫻桃、梅桃(バイトウ,meitao)・櫻桃・李桃、朱櫻・麥櫻・英櫻・玉桃、朱英・麥英、南京櫻桃(ナンキンオウトウ,nanjing yingtao)
 英名  Nanking cherry, Chinese bush cherry, Tomentose cherry


2006/03/24 学内
2007/03/24 学内

2007/05/26 薬用植物園


 ニワウメとは別種。
 スモモ属(サクラ属) Prunus(梅屬)の植物については、スモモ属を見よ。
 サクラ亜属(櫻桃亞属)〔或はサクラ属 Cerasus〕については、サクラ亜属を見よ。
 桜一般についてはさくらの項を見よ。
 ユスラウメの漢名に櫻桃(桜桃)をあてるのは誤り。櫻桃はシナミザクラ
 小野蘭山『本草綱目啓蒙』(1806)26桜桃に、「ユスラウメ ユスラゴ ユスラ ユリサン和州」と。
 中国華北地方の原産、古くから東北・西北・華北・華中及び朝鮮で食用に栽培する。
 日本には江戸時代前期までには渡来したというが、詳細は不明。
 中国では、果実を食用・薬用とする。『中薬志U』pp.251-258 
 『花壇地錦抄』(1695)巻二「梅のるひ」に、「桜桃(ゆすら) 花、白、小りん。小梅のごとく成赤キ実也。梅ともいわれず、桃にもあらず、桜にも異有リ」と。
 
「ゆすらは葉はてまり花(くわ)に似て小さし。花実共にあいらしく、百菓の先に熟し珍らしき物なり。是に紅紫の二色あり。三月熟する時塩漬にもし、蜜にて煎じ収め置きて久しく用ゆべし。いけがきに殊に宜し」(宮崎安貞『農業全書』1697)。

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