『説文解字』第一篇下 

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0001 屮{篆文}(テツ,che4) 艸木之初生也。象丨(コン,gun3)出形、有枝莖也。古文或以爲艸字。讀若徹。凡屮之屬、皆从屮。尹説。  臣鉉等曰、丨上下通也。象艸木萌芽、通徹地上也。丑列切。
       
《屮は、テツ,che4と読めば、艸木の芽生え。
          
 ソウ,cao3と読めば、艸・草の古字。》

0002 屯
{篆文}(チュン,zhun1) 難也。象艸木之初生、屯然而難。从屮貫一、一地也、尾曲。『易』曰、屯、剛柔始交、而難生。陟倫切。

0003 ■
{篆文。屮冠に母。今日の每}(バイ,mei3) 艸盛上出也。从屮母聲。臣鉉等案、『左傳』原田每每。今別作苺、非是。武罪切。

0004 ■
{篆文。屮冠に[土冠に母]。今日の毒}(トク,du2) 厚也。害人之艸、往往而生。从屮从毒。徒沃切。
0005 ●
{篆文。艸冠に[畐偏に立刀]} 古文毒、从刀葍。

0006 ■
{篆文。屮冠に分}(フン,fen1) 艸初生、其香分布。从屮从分、分亦聲。撫文切。
0007 芬
(フン,fen1) 芬、或从艸。

0008 ■
{篆文。屮冠に六}(リク,lu4) 菌■、地(チシン,di4xun4)。叢生田中。从屮六聲。力竹切。
0009 ●
{篆文。■冠に[■偏に■]} 籀文■、从三■。

0010 ■
{篆文。屮冠に黑。熏の本字}(クン,xun1) 火煙上出也。从屮从黑。从黑、熏黑也。許云切。



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