たいさんぼく (泰山木)
学名 |
Magnolia grandiflora |
日本名 |
タイサンボク |
科名(日本名) |
モクレン科 |
日本語別名 |
ハクレンボク、トキワギョクラン、トキワハクレン、ジョウバハクレン |
漢名 |
廣玉蘭(コウギョクラン,guăngyùlán) |
科名(漢名) |
木蘭(ボクラン,mùlán)科 |
漢語別名 |
荷花玉蘭(カカギョクラン, héhuā yùlán)、洋玉蘭(ヨウギョクラン, yáng yùlán)、泰山木(タイサンボク,tàishānmù) |
英名 |
Bull bay, Southern magnolia, Evergreen magnolia, Laurel magnolia |
2007/06/02 神代植物公園 |
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2007/06/28 同上 |
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2007/07/21 薬用植物園 |
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辨 |
変種に、ホソバタイサンボク var. lanceolata がある(葉の裏面の毛がほとんど無い)。 |
モクレン属 Magnolia(木蘭 mùlán 屬)の植物については、モクレン属を見よ。 |
訓 |
泰山(タイザン,tàishān)は、中国山東省にある山、標高1524m。秦の始皇帝(B.C.259-B.C.210)以来 国家鎮護の道場、五岳の一。ただし、この木は下に記す通り北米原産であり、泰山とは無関係。
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『牧野日本植物圖鑑』は、和名の漢字表記を「(大盞木・泰山木・大山木ハ非)」とした上で、「和名ハ大山木或ハ泰山木ト書ケリ是ハ其壯大ナル花葉ヲ賞讃シテ名ケシモノ乎、白蓮木ハ其蓮花狀ヲ呈スル花形ニ因ミシ稱ナリ」という。 |
漢名の荷花はハスの花、花の形を擬えて。洋とは「西洋産の」の意。 |
説 |
北アメリカ原産。日本には1873年に渡来。 |
誌 |
ゆふぐれの泰山木の白花はわれのなげきをおほふがごとし
(1920,斉藤茂吉『つゆじも』)
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ホソバタイサンボク var. lanceolata
2024/03/03 神代植物公園 |
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2007/04/29 同上 |
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2009/10/29 同上 |
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「タイサンボクの変種ですが、基本種より耐寒性があるため、こちらがタイサンボクの名で流通しています」とある(神代植物公園)。 |
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