しべりあひなげし (シベリア雛芥子) 

学名  Papaver nudicaule
日本名  シベリアヒナゲシ
科名(日本名)  ケシ科
  日本語別名  アイスランドポピー、ポピー
漢名  野罌粟(ヤオウゾク, yěyīngsù)
科名(漢名)  罌粟(オウゾク,yīngsù)科
  漢語別名  氷島罌粟(ヒョウトウオウゾク,bingdaoyingsu)・冰島虞美人、山罌粟
英名  Iceland poppy
2007/05/03 薬用植物園
2007/04/19 薬用植物園

 ケシ属 Papaver(罌粟屬)の花卉については、ケシ属を見よ。
 英名・漢名は、耐寒性が強く、アイスランドでも自生することから。
 華北・黒龍江・西北・モンゴリア・シベリア・極東ロシア・アラスカに分布。『中国本草図録』Ⅵ/2623・『中国雑草原色図鑑』75に載るものは、いずれも黄花。
 植物体に麻薬成分を含まない。
 花屋で単にポピーとして切り花で売られているものは、このアイスランドポピーである。
 中国では、果実・果殻・花つきの全草を野罌粟と呼び、薬用にする。
 また、f.seticarpum(subsp. amurensis;毛果野罌粟・黑水罌粟)の全草・未熟の果実を山大煙(サンタイエン,shandayan)と呼び、薬用にする。

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